凍土からの聲
- サブタイトル
- 外地引揚者の実体験記
- 編著者名
- 浅見 淑子 [ほか]編/田沢 志な子 編者/山村 文子 編者
- 出版者
- 凍土の会
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 310p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/A86
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 背表紙の出版社:謙光社
- 昭和館デジタルアーカイブ
序文(藤原てい)
新しい野犬(八木橋雄次郎)
硝子の粉(和田行弘)
妹は生きていた!(黒田友子)
弟妹を預けて死んだ両親(西川邦彦)
「お姉ちゃん、きっときっと迎えに来てね」(柏実)
屍の道(山中弘道)
わが児をつねり身を守る(下野初枝)
青酸加里を配られ(甲斐哲夫)
生死を分けた数時間の差(柴田正雄)
家族を求め脱走したが(面川進平)
飢え、寒さ、死者(中戸竹治郎)
発狂した母と幼児を銃殺(大嵩敬次)
父死に、婚約者を待つ(釣部美恵子)
女子供と年寄りだけに(塩田誠)
子の首をしめる母(室田晃雄)
満洲農業移民入職略図
子を背負い、はうようにして(北浦洋子)
「将校の訓示」に関東軍を見た(山村文子)
息を殺し母と抱き合った闇夜(大岩節子)
ヒマシ油でテンプラ(今城士郎)
四人の女性(足達芳雄)
物売りも石炭拾いも(福沢タキセ)
対照的な対応(西村伸)
学徒動員で(関光輝)
真っ赤な夕日…胸に夫の骨箱(沼波まり子)
姿消した関東軍とその家族(蛭田仙吉)
「白紙」で召集され(関千秋)
この責任を明かせ(田沢志な子)
密告者(佐藤行明)
“おから”のおにぎり(江川菊江)
引揚げ世話役隊長(高木弥三郎)
小学校四年生だった(青木伸太郎)
侵略者の加担すまい(島崎徳恵)
三十九歳で現地召集(田中繁好)
引揚船から弟と飛びこもうと(山田俊行)
痛恨事(堀間光江)
ピストルめがけ突進(佐々田きくえ)
撫順の子ら(青木稔)
長崎港外で一ヵ月(鵜川清美)
人買い市(大倉兵一)
機械の解体撤去(村上厚夫)
十八歳の恐怖(越山和子)
肇ちゃんの星(浅見淑子)
中国人に変装して脱走(続清次)
苦力に化け盲唖者装う(古賀謙太郎)
短歌(野尻泰世)
金を払って越えた三十八度線
人々の厚意に助けられ(古河道)
赤ん坊を捨てろ(大野徳子)
血に染まった高粱畑(三村勲)
死の収容所(石井仙人)
毎日、リンゴ箱の棺が(金津好子)
今も耳に「私も連れていって!」(松本瞳)
骨箱を持ち帰れただけでも(高島たづ)
深夜の三十八度線越え(池野史●子(しげこ))
子の墓にミルク注ぎぬ償いの如く(伊藤とく)
二人の寅さん(田村昌由)
外蒙古の果て(勝見勝蔵)
にわか革命歌(田元豊順)
シベリアの砂漠で(大島甚一)
樺太の冬(横山俊珠)
上海から(浦上文夫)
加害者として反省こそ(高橋信雄)
寄せられた六葉のハガキ
あとがきにかえて
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