人間爆弾と呼ばれて

はじめに
　
最後の従軍(山岡荘八)
　
第一章 回想録(手記)
桜花特攻(岩城邦廣)
特攻所感(湯野川守正)
桜花設計記(三木忠直)
最後の精鋭「神雷」一家さむらい列伝(足立次郎)
されど「桜花」、ふたたび祖国に還れ(八木田喜良)
神雷部隊桜花隊の十三期飛行予備学生(鈴木英男)
攻撃七一一飛行隊の出撃(友井達)
回想 神雷部隊の一員として(堂本吉春)
死神に見放された桜花隊員(勝村幸治)
われ三度征きて「死の淵」より生還せり(山村恵助)
桜花隊員の覚悟(尾上州廣)
散る桜 残りし桜 神雷桜(菅野善次郎)
神雷特攻隊・戦士たちへの挽歌(武田剛吉)
　
第二章 追憶(インタビュー)
八月十五日を命日と覚悟した日々(平野晃)
私の神雷部隊始末(湯野川守正)
神雷部隊の思い出(林冨士夫)
自らの責任を問い続けた六〇年(新庄浩)
桜花の製造現場で(長束巖)
戦地で桜花を緊急改修して(片岡茂寿)
　
第三章 戦いの記憶(アンケート)
桜花隊アンケート
特攻隊アンケート
　
資料
神雷・龍巻部隊戦闘慨史(加藤浩)
神雷部隊戦死者芳名録(神雷部隊戦友会編)
桜花攻撃参加 全搭乗員リスト(鳥居敏男)
　
口絵
フォト・クロニクル 神雷部隊
米軍写真に見る桜花の構造