占領と戦後政治
序文
第1章 敗戦と戦争責任-1945年に至る日本の政治状況-
ナショナリズムの高揚
戦前の教育と戦陣訓・軍歌
敗戦・無条件降服
戦争責任
第2章 「民主改革」と新憲法制定-1946年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
戦後改革の構図
日本国憲法の制定過程
おわりに-押し付け憲法論について
第3章 2・1ゼネストと片山「革新」内閣-1947年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
2・1ゼネスト
片山「革新」内閣の誕生と諸政策
おわりに
第4章 占領政策の転換と日本政治の波動-1948年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
占領政策の転換と中道連立政権の破綻
昭和電工疑獄事件と「東京裁判」
おわりに
第5章 「ドッジ・ライン」と第三次吉田内閣-1949年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
第三次吉田内閣の成立と1949年度予算案
「ドッジ・ライン」の導入と改革の結果
おわりに
第6章 朝鮮戦争と“逆コース”-1950年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
朝鮮戦争の日本への影響
“逆コース”を歩む日本
おわりに
第7章 対日平和条約と日米安保条約-1951年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
サンフランシスコ体制の確立と平和運動の高揚
対日平和条約の調印と日米安保条約の締結
おわりに-自主独立と再軍備への道
第8章 「主権回復」と保守政権-1952年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
独立・再軍備化・治安問題
吉田政権と政界再編
おわりに
第9章 吉田内閣と再軍備-1953年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
バカヤロー解散・総選挙と第五次吉田内閣の成立
反米基地闘争と再軍備
おわりに
第10章 吉田政治の終焉と日米関係-1954年の日本の政治状況-
はじめに-問題の所在と分析視角
1954年当時の政治状況
吉田政権下の日米関係
おわりに-吉田政治の意味
総合年表(1945~54年)
索引
あとがき
執筆者紹介