図書目録ヤスクニ モンダイ資料番号:000047526
靖国問題
- サブタイトル
- ちくま新書;532
- 編著者名
- 高橋 哲哉 著者
- 出版者
- 筑摩書房
- 出版年月
- 2005年(平成17年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 238p
- ISBN
- 4480062327
- NDC(分類)
- 175
- 請求記号
- 175/Ta33
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
はじめに
第一章 感情の問題-追悼と顕彰のあいだ
激しい遺族感情/一様でない感情の対立/靖国と「血」のイメージ/感涙座談会/折口信夫が見た招魂祭/靖国神社が人々に与えたもの/抑圧される悲哀感情/
「戦死者と遺族に栄誉を!」/感情の錬金術/「聖戦」・「英霊」・「顕彰」/十分な喪のために/戦死の「大歓喜」
第ニ章 歴史認識の問題-戦争責任論の向うへ
共同体とその他者/「A級戦犯」合祀問題/東京裁判で裁かれなかったもの/中国の政治的譲歩/分祀は可能か?/スケープゴートと免責の理論/
戦争責任論が見落とすもの/「台湾理審」―ほんの一例としての/護るべき「国」と植民地帝国/「英霊」という名の捕囚
第三章 宗教の問題-神社非宗教の陥穽
感情の問題、再び/政教分離問題/首相の私的参拝?/存在しない「合憲判決」/改憲か非宗教化か/靖国神社の特殊法人化は何を意味するか/宗教法人ではなくても・・・・・・/
「神社非宗教」論/祭教分離の効果/キリスト者によるコミットメントの論理/仏教者によるコミットメントの論理/非宗教というカモフラージュ
第四章 文化の問題-死者と生者のポリティクス
「伝統」としての靖国/江藤淳の文化論/靖国を支える政治的意志/靖国は日本文化を代表できるか/特別な死者たち
第五章 国立追悼施設の問題-問われるべきは何か
「わだかまり」の解決策/不戦と平和の施設?/欠けている歴史認識/追悼対象の資格/各国の追悼施設/古代ギリシアの葬送演説/
個人による追悼、集団による追悼、国家による追悼/「戦争を否定する」施設のために/政治がそれを決める
おわりに
あとがき
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