図書ケンポウ キュウジョウ ノ センゴシ000047514

憲法九条の戦後史

サブタイトル1~10
岩波新書;新赤版951
編著者名
田中 伸尚 著者
出版者
岩波書店
出版年月
2005年(平成17年)6月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
xiii,247,6p
ISBN
4004309514
NDC(分類)
323
請求記号
323/Ta84
保管場所
閉架一般
内容注記
主な参照文献・資料等一覧:巻末p1‐3 年表:各章頭
和書
目次

プロローグ 元国防族のレジスタンス
 
第一章 非戦国家の再軍備 一九四五~一九五四年
支持と戸惑いの間で
警察予備隊訴訟と再軍備
再軍備と九条への世論のねじれ
 
第二章 反戦の民衆を支えた九条 一九五五~一九六三年
国民の平和志向と改憲の攻防開始
「安保条約は違憲」の判決
砂川から百里へ
 
第三章 広がる九条の「世界」 一九六四~一九七七年
内閣憲法調査会の挫折
平和的生存権の創出-恵庭から長沼へ
軍事大国化への歯止め-長沼から武器輸出三原則
 
第四章 沖縄 届かぬ九条
構造的暴力の中でおきた「島ぐるみ闘争」
「復帰」-期待と失望
反戦地主の登場と九条
 
第五章 右傾化に抗して-平和市民の登場 一九七八~一九八九
右傾化の中で新たな試み
中曾根政権と市民
歩いて二六年、意見広告二三年
 
第六章 危機の一〇年I 一九九〇~一九九二年
湾岸戦争から自衛隊海外「派兵」
市民の抵抗、平和訴訟
軋みの中での九条の継承
 
第七章 危機の一〇年II 一九九三~一九九九年
自衛隊、安保を容認した社会党
強まる安保再定義
沖縄、日出生台そして・・・・・・
 
第八章 「どこへ行く?」 二〇〇〇年~
憲法調査会
「九条体制」の簒奪
抵抗、問いかけ、そして新しい道
 
エピローグ 国際社会と九条-国家中心の安全保障観から市民中心の創る平和主義へ
 
あとがき
 
付表
 
主な参考文献・資料一覧
 
憲法九条に関する政府見解・解釈等の変遷