図書目録マゴタチ エノ ショウゲン資料番号:000047476

孫たちへの証言 第18集

サブタイトル
戦争を絶対やってはなりません
編著者名
福山 琢磨 編者
出版者
新風書房
出版年月
2005年(平成17年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
290p
ISBN
4882695855
NDC(分類)
916
請求記号
916/F85/18
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一部 国内での体験
神戸空襲で両手の指失うも鉄筆で生きる (神戸市・富永恵津子)
対馬丸遭難、四日間漂流し奇跡の生還 (アメリカ・マリア宮城バートラフ)
極限の特攻機・人間爆弾「桜花」搭乗員の回想譜 (山口県光市・山本芳知)
敗戦受け入れず氾濫、十数人の将校が自決 (京都市・村田治一)
全機のプロペラを外し決起行動に対処 (静岡市・森田元治)
「断固戦うべし」と継続組に入り実弾訓練を始める (佐賀県西松浦郡・中島富夫)
信教弾圧の犠牲となられた小山宗佑牧師 (北海道函館市・菊池すみ)
私と『神風』、父と『赤紙』 (福井県鯖江市・矢部善昭)
東京大空襲の亀戸から炎の中を逃げる (東京都・大沢福)
大阪大空襲、多くの学徒が防空壕で犠牲に (大阪市・田中弘史)
特攻出撃するもエンジン故障で不時着を決行 (長野県松本市・島田昌往)
原爆の恐怖、顔面と腕にガラス片びっしり (岡山市・小野田久子)
下宿を出るのが遅かったら爆心地で死んでいた (東京都国分寺市・木佐木輝雄)
あの「地獄絵図」は網膜から一生消えない (広島市・渡邊文子)
被爆下の三菱青年工業学校などで遺体探し (宮崎県北諸県郡・立元港)
原爆の翌日、広島の爆心地を強行突破 (福岡県北九州市・野崎清)
東京大空襲の恐怖、妹と弟が犠牲に (東京都西東京市・大島和子)
運命を分けたあの日。父よ弟よ、生きていて! (千葉県勝浦市・中村俊子)
誕生日の惨劇、いまだ忘れじ (東京都東村山市・西尾静子)
原宿に爆弾の降った日 (神奈川県川崎市・福田直)
横浜日産自動車へ動員中、空襲に遭う (山梨県南巨摩郡・片田政一)
戦中の横浜「税関史メモリー」 (神奈川県横須賀市・黒田猛)
沼津空襲と、学生服に襷(たすき)を掛けた兄の出征姿 (静岡県沼津市・平田直子)
母が書き残した大阪大空襲の火炎地獄 (京都市・村上紳一郎)
大空襲下、焼夷弾による恐怖の日々 (大阪府茨木市・阿山勝彦)
堺筋にB29墜落、凹んでいた市電敷内の石畳 (大阪府交野市・村田健一)
高松空襲で祖母、母、妹の三人を失う (高松市・梨野裕子)
秋保の佐勘旅館に疎開、土井晩翠先生のお話聞く (神奈川県葉山町・榎本時子)
疎開から帰ってみると両親は亡くなり孤児に (大阪府門真市・狩野豊子)
疎開を強制され、不安一ぱいで大分へ (横浜市・国東文子)
戦艦「日向」で被弾するも一命を得る (広島市・立田正雄)
航空母艦「海鷹」の末路やあわれ (福島県会津若松市・西岡孝)
戦艦大和を護衛して (埼玉県秩父郡・今井友一)
学業をなげうって志願、特殊潜航艇で特攻の訓練 (東京都・高橋春雄)
卒業と同時に召集され日赤の従軍看護婦に (東京都・白井よしお)
沖縄戦で米軍上陸と私が捕虜になるまで (沖縄県国頭郡・渡久地昇永)
絵本は「ヘイタイサンアリガトウ」 (大阪市・関幸子)
列車を襲ったグラマンの「銃弾二発」今も (大阪市・大西健二)
最後の疎開船で海に消えた兄嫁 (那覇市・宮城政秀)
幼くして私は軍国少年だった (長崎市・浅野茂義)
「兄の仇を必ず討つ」と血気に燃えた青春時代 (大阪市・小林義一)
「教え子を絶対戦場にやってはならぬ」 (福島県・木幡吉輝)
トンネル内に疎開した軍需工場で働く (横浜市・奥村谷子)
勤労動員の女学生達と工場の地下室で死を決意 (福島県会津若松市・水野銀蔵)
戦後の援農作業中、中国兵に襲われた恐怖の体験 (北海道根室市・若松富子)
「医者はまだか!」絞り出すような父の声 (北海道旭川市・神山昌子)
月下の衛兵、クマベ少将一家の自決に立ち合う (松江市・小脇通夫)
五歳で被爆、お隣のご夫婦に助けられる (東京都・平野輝代子)
私たちの年代が原爆の最多犠牲者 (東京都・藤原宣夫)
 
第二部 国外での体験
慟哭のテニアン島、洞窟で自爆するも生きる (福島県・伊藤久夫)
総攻撃するも全滅後のママラ陣地の悲惨 (東京都・小内通有)
南方ハルマヘラ島派遣、生還は夢の如し (埼玉県行田市・荻野守二)
戦艦大和の少年機銃兵として戦うも負傷 (愛知県渥美郡・森下久)
大日本航空サイパン支所の逃避行で四十人中二人が生きる (埼玉県所沢市・森山次夫)
レイテ沖海戦などに出撃、九死に一生を得る (北海道根室市・平野好政)
「富嶽特別攻撃隊」の一員として南方作戦へ (岩手県東磐井郡・伊東賢司)
無知無謀な作戦、ビルマ敗走一〇〇〇キロ (徳島県鳴門市・田渕修)
魔のバシー海峡で撃沈された「瑞穂丸」 (高知市・八木正澄)
軍医の手中に握られた運命のゴム印 (奈良市・古賀梨青)
「看護の道」を激動の中で歩む (香川県・村上益代)
二十二人の従軍看護婦がソ連軍に抗議の自決 (埼玉県川越市・山田伊佐)
《母の体験記》死の恐怖と闘い続けた野戦病院の日々 (高松市・井内智子)
「仲秋作戦」で被弾、三十数個の破片摘出 (佐賀県三養基郡・丸山菊夫)
弥栄から逃避行中、父と出会うも病死 (新潟県新発田市・古山義子)
混乱の中で無数の人たちが異国の土に (山口県宇部市・上野勲)
満州で娘三人の死を乗り越え、生きた母は強し (盛岡市・高橋勉)
満州で夫と長女失い、帰国後ミシンで頑張る (大分県速見郡・安倍ふみ)
厳寒の満州で次男没し、長男も帰国後九歳で逝く (金沢市・笠原朝美(ときみ))
日本軍医の勇気ある説得で死のシベリアから生還 (長野県中野市・海野米次)
興安嶺に籠城し戦い続けた一〇七師団 (長野市・小原福重)
十年の刑に処せられ、何度も死線をさまよう (北海道本別町・佐藤正榮)
命ある限り戦争の悲惨さを伝えたい (大阪府柏原市・松田定一)
やっと帰国できたのに三人の子供失う (東京都・河上純一)
敗戦後の樺太、白旗を掲げているのに爆撃 (大阪市・井戸田博子)
樺太からの引き揚げ三船の殉難 (北海道常呂郡・戸村理平)
葛根廟からの逃避行中、行方知れずに (長崎市・佐藤百合枝)
中学の寮生活中に六人の家族が全員死亡と聞く (大阪府高槻市・栄紀博)
海軍従軍日記「トラック諸島からの帰還兵」 (埼玉県熊谷市・北熊市)
飢えと寒さと伝染病の中、中国人に救われる (新潟県柏崎市・今井浅子)
 
第三部 亡き人たちの証し
南方から復員するも六十九日目に逝った父 (横浜市・佐々木チエ)
戦死した兄の戦跡を、母の写真抱き訪れる (熊本市・舩﨑三義)
出征の夫との約束果たし報告の巡礼 (福岡県糸島郡・大櫛ツチエ)
ラグビーで鍛えた父の体も戦争の苛酷さには勝てず (三重県伊賀市・浦谷一平)
夢枕に弟の叫び「兄チャン助けに行くで」 (横浜市・古田光秋)
父戦死の報にも屈せず「学校の工場」で働く (横浜市・臼井絹子)
六十年目に戦友の遺書と出会う (大阪府富田林市・中上與志夫)
結核を宣告され懸命に生きようとした弟 (静岡県・瀧井千代子)
二人の息子が戦死、悲しみの日々で母も逝く (横浜市・佐藤雅枝)
 
第四部 戦後、それからの私たち
忘れじのニューギニア、敗戦六十年目の夏に (東京都町田市・三橋國民)
とどけ、モンテンルパの空へ (神奈川県小田原市・武田敏治)
父が語ってくれた戦争の思い出ばなしに驚く (神戸市・向市まち)
私がナウル部隊のこと語り継ぎます (大阪府高槻市・岡村徹)
父からの一通の手紙 (大阪市・土林由美子)
台湾から引き揚げるも両親失い厳しい道 (大阪府茨木市・伊藤博章)
 
あとがき

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