図書ケンペイ000046976

憲兵

サブタイトル1~10
自伝的回想
編著者名
大谷 敬二郎 著者
出版者
新人物往来社
出版年月
1973年(昭和48年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
254,図版[2]p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/O84
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次

目次
満州事変勃発の前後―関東軍と関東憲兵隊
憲兵一年生
事変の前夜
柳条溝事件の勃発
板垣参謀一喝さる
張学良邸金庫爆破事件
溥儀の来満と馬賊の処刑
軍都千葉―時局に動く将校たち
妻に抵抗する「革新」の老将軍
酔っ払い将校は革新の闘士
戒厳司令部の幕僚たち―事件捜査の裏におどる
勢いづく清軍派幕僚
消えた不純幕僚の粛清
戒厳参謀長を調べる
削除修正は困る
憲兵は統帥権を侵している
暗黒裁判に思う―つぶさに世情を体感して
暗黒裁判のかげに
真崎の無罪を祈る心
反軍のひととき―国民の目は正しい
国民の軍を見る目
組閣の大命宇垣に下る
痛恨に満つ組閣本部
陸軍省、参謀本部に突入せよ
犯人は国民の声
奇妙な警察務―狂人二題
奇妙な依頼
狂人の説得
皇太后さまのご愛顧をうけている
虚構の身辺保護
万歳に沸く兵営街―応召兵の二つの窃盗事犯
紙幣を抜きとった慶応ボーイ
女と兵隊
国外に追放された男―浅原健三を中心として
竜田丸船上の人
事件はデッチ上げか
事件の始末
浅原、上海に落ちつく
東条の執念
京都における石原
満州組の人びと
排英運動の高まり―そのこれを動かすもの
まき起こされた排英旋風
排英をあおるもの
治安の危機
山本海軍次官の憲兵護衛
排英の火は消えず
事件の謀議
神戸における緊張
伊藤構想とその裏づけ
政治の中の憲兵―その反省と痛恨
政治と憲兵
原田男爵の軍事機密漏洩事件
憲兵政治という言葉
政治季節と憲兵
須摩情報部長事件の真相
「政治革新」に酔った憲兵
政治弾圧に狂奔した憲兵
中野正剛の自決
重臣抑圧のための政局安定工作
軍の政治横暴と憲兵の責任
スパイ物語二題―潜入スパイとデッチ上げスパイ
潜入スパイとその逆用
スパイされた男
南方占領地軍政に干与して―現住民政策の反省など
軍政における民心の把握
憲兵の宿命を知る
戦争末期の朝鮮―戦争が与えた傷痕は深い
戦争と総督政治
民族の心を無視した皇民化運動
朝鮮独立は民族の悲願
私の思い出・開城への旅
空襲と共に東京へ―本土戦場化とその警察
本土戦場化へ
戦争遂行を阻むもの
志気沈滞の軍需省
反戦平和の動き
殺人光線にからまる「科研」騒動―大発明か大詐欺漢か
技術大尉の告発
謎の男
水からガソリ
菅中将の言い分
敗戦と憲兵の終焉―その悲惨なる末路
聖断下る
降伏決定に至るまでの紛糾
八月十五日
憲兵部隊の動揺
厚木進駐を前にして
憲兵の終焉
あとがき