図書ウズシオ000046952

うず潮

サブタイトル1~10
ある青春と敗戦前夜の軍隊
編著者名
西平 直喜 著者
出版者
山梨ふるさと文庫
出版年月
2005年(平成17年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
213p : 挿図
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/N82
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

目次
第1章 赤紙・・召集令状を受け取る藤井哲
青春との決別
出征・・列車で見た夢
敗戦前夜の帝国陸軍
第2章 赤城山麓(さんろく)の廠舎(しょうしゃ)
兵舎・・ついの棲家(すみか)
永続的生理的欲求不満
四人一組の戦友、花田二等兵
第3章 「朕の命令」から廁(かわや)への逃避行
追撃兵・・射撃演習と内務班
新兵と囚人と結核患者
ガス洩れ事件と軍の体質
兵隊になっても「兵隊」にはならない誓い
最後の一句
第4章 はき溜めに舞い降りた鶴一羽・・関見習士官殿
窃盗集団化への関見習士官の義憤
関見習士官の魅力
ある演芸会のできごと
第5章 帝国陸軍を虚仮(こけ)にする企て
特別外泊許可申請の構想
兄正志との再会と水さかずき
この世の龍宮城・・宇都宮師団司令部
第6章 敵上陸海兵隊を迎え撃つべし・・白浜への移動命令
演習がドラマになる時
砲兵の襟章・・真夏のクリスマスプレゼント
白浜海岸への移動命令と途中下車
不寝番立哨(りっしょう)時の危険な夢想
敗戦と漂流集団
敗戦の朝・・利根川上空を舞う鳥の夢
山吹別荘のポツダム一等兵たち
関少尉の変身ぶり
本郷から哲への落語的忠告
「片田さん」の大演説
第8章 エピローグ・・ある『真夏の夜の夢』
部隊解散・・最後の敬礼
あとがき