復員船が来た

目次
序文
第１部　内地編
満州から帰宅
山形歩兵第三十二連隊
第２部　中国編
山形出発
宇品港出帆
塘沽上陸
餡巻き（菓子）
煙の出ない石炭
五穀之源
東嶺口駐屯地の警備
陵川作戦
中原会戦
大東亜戦争開始
薫封鎭へ移駐
連隊本部勤務
日射病に倒れる
敵の山砲二門を鹵獲
暗夜に尖兵の先頭を行く
蝗の大群
中国の床屋（陰城鎭警備）
候下庄でのこと
南京へ向う
南京にて
上海にて
第３部　ニューギニア編
佐伯港に碇泊
輸送船内生活と退船演習
対潜監視哨勤務
マラカル港着
大和村に駐留
パラオ島のスパイ達
森谷一等兵の捜索
野鶏
ニューギニアに向う
西部ニューギニアサルミ上陸
ウオスケ川右岸地区に駐屯
ジャングルの夜
飛行場設定作業
飛行場設定作業で食べたもの
物々交換
初めての対空戦
落下傘爆弾
入江山の洞窟
初年兵受領無期延期
編上靴の踵革がとれる
ホーランジヤ進攻作戦
ワクデ島の玉砕
トムの第二次攻撃で受傷
ホーランジヤの転進部隊
担架に乗って四十三日
中隊復帰
斎藤集成大隊に収容
再度の中隊復帰
マラリアに罹患
野鳥
火種について
三号倉庫の分哨勤務
連合軍の投稿勧誘のビラ
電木（仮称）
衛生隊に転属
ドラム罐風呂引っくり返る
長沼軍曹化け猫にうなされる
マフイン海岸で現地自活
ニューギニアの食生活
終戦
武装解除
縫針をつくる
散髪のこと
オランダ進駐軍下士官のこと
ワクデ島の住民達
雑務使役
復員船来る
復員完結
短歌
軍歴書
あとがき