図書目録ワカキ イチ ドクショジン ノ シソウ ノ ヘンレキ資料番号:000046937

若き一読書人の思想の遍歴

サブタイトル
戦争の時代 1937~1946
編著者名
栗原 克丸 著者
出版者
高文研
出版年月
2004年(平成16年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
396p
ISBN
4874983324
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ku61
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
1 日中戦争の頃-17~19歳
少年の理想主義と佐藤紅緑
教師・賢治に学ぶ
松田甚次郎『土に叫ぶ』
島木健作『生活の探求』
本庄陸男『石狩川』
農民的生活者・島崎藤村
亀井勝一郎『人間教育』
ゲーテの時代
読書放浪
太宰治への反発と魅力
内村鑑三との出会い
倉田百三『愛と認識との出発』
和辻哲郎『古寺巡礼』
柳田民俗学との出会い
日本民芸館と『雑器の美』
榊山潤『歴史』を読む
斎藤茂吉『赤光』の衝撃
詩人高村光太郎
2 アジア太平洋戦争へ-20歳~23歳
第二次世界大戦勃発の頃
萩原朔太郎『日本への回帰』
日米開戦前夜の文化界
流離孤愁の詩人・三好達治
保田與重郎『日本の橋』との出会い
折口信夫『古代研究』
土田杏村『文明は何處へ行く』
『八木重吉詩集』
山村暮鳥『萬物節』
伊藤信吉『現代詩人論』
草野心平詩集『絶景』
羽仁五郎『ミケルアンジェロ』
家永三郎『日本思想史に於ける否定の論理の発達』
会津八一『鹿鳴集』
岡倉天心『東洋の理想』
「ぐうたら学生日記」
「ぐうたら学生日記」追記
日米開戦の年
一九四一年一二月八日(1)
一九四一年一二月八日(2)
一九四一年一二月八日(3)
最後の学生生活を迎える-一九四二年(1)
繰り上げ卒業の年-一九四二年(2)
別れの日々-一九四二年(3)
読書にこころ急く-一九四二年(4)
文芸報国運動のこと-一九四二年(5)
3 帝国陸軍の内側で-23歳~25歳
東部第三部隊入隊-初年兵哀歌(1)
東部第三部隊入隊-初年兵哀歌(2)
東部第三部隊入隊-初年兵哀歌(3)
転生の時-兵営からの報告
前橋陸軍予備士官学校
陸軍気象部へ転属
甫守 伝の陣中通信
陸軍少尉という身分
「近代の超克」論
西田哲学批判の風潮
見捨てられた一冊の本
台湾沖航空戦のウソ
風船爆彈の基地、上総一ノ宮
同期の桜たち(1)-木村少尉のこと
同期の桜たち(2)-原田義人のこと
空爆被災
決戦下で松陰を読む
原爆、そして敗戦
別離、復員
4 敗戦直後・虚無と絶望の底で-25歳~26歳
『正法眼蔵随聞記』を読む
三木清・その死
パスカル瞑想録(パンセ)
『新生』発刊の頃
天皇の戦犯問題と戦争責任
戦争責任と公職追放
はじめての冬
天皇巡幸のころ
「赤蛙」の志
教養主義、皇国史観の崩壊
軍歌の戦争責任
美術の戦争責任
旧制中学の軍事教育
「第二の青春」も遠く
『中央公論』復刊と羽仁五郎「福沢諭吉」
津田史学と天皇制

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