図書目録ムジョウケン コウフク ワ センソウ オ ドウ カエタカ資料番号:000046918

無条件降伏は戦争をどう変えたか

サブタイトル
PHP研究所 327
編著者名
吉田 一彦 著者
出版者
PHP研究所
出版年月
2005年(平成17年)1月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
251p : 挿図
ISBN
4569640419
NDC(分類)
209
請求記号
209/Y86
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p246-251
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
はしがき
第1章 発端、それはカサブランカ会談
カサブランカ会談
「無条件降伏」の登場
別名「無条件降伏」の男
敗者の怒りと屈辱
政治的目標としての無条件降伏
背景となる軍事情勢
内向きのプロパガンダ
連合国内部の矛盾
第2章 苦肉の目眩まし作戦―ダルラン取引と無条件降伏
フランス領北アフリカ
思いがけない朗報
取引に対する反発
「ダルラン症候群」の発生
ルーズベルト大統領の逃避
自縄自縛の結末
執拗に続く後遺症
無条件降伏要求に必要な憎しみ
第3章 スターリングラードの悲劇―逃げ場のない戦争へ
ドイツ悪玉論と国民感情
ルーズベルトの見たドイツ
核開発の進展とともに変化する対独観
日本と無条件降伏
大戦の行方を決したスターリングラード
イタリアの枢軸脱落
混乱するイタリア軍
ナチスを利した無条件降伏要求
不必要な全面戦争
第4章 ヒトラー暗殺計画とドイツ抵抗運動
ノルマンディ上陸作戦
シュタウヘンベルク
実行に移されたヒトラー暗殺計画
生きていたヒトラー
失敗に終ったクーデター
名誉ある講和を画策していたロンメル
ロンメルの最期
荒れ狂う処刑の嵐
警察国家ナチス・ドイツ
じつは内部崩壊の可能性があったナチス
侵略の道具と化した国防軍
トレスコ少将の悲劇
第5章 対独強硬策・モーゲンソー計画の波紋
モーゲンソー計画の登場
問題を抱えた戦後処理
沸き起こった反対論
激化するドイツ軍の抵抗
うろたえるルーズベルト
大統領選挙で逆用されたモーゲンソー計画
モーゲンソーの人物像
同胞ユダヤ人との微妙な関係
パールハーバーを誘引したソ連スパイ
アイゼンハワーとモーゲンソー
第6章 激戦の背後に潜む無条件降伏要求
太平洋戦域の基本方針
ダレスを悩ませた無条件降伏要求
アーヘンの戦い
フィリピン沖海戦の結末
特別攻撃への傾斜
凄惨を極めるヒュルトゲンの森
無意味な激戦
地獄の戦場
ヒュルトゲンの結末
アルデンヌ(バルジ)の戦い
不必要となったエニグマ
隠密を極めた急襲部隊
壮大な無駄
第7章 アイゼンハワーをねらった男
ヨーロッパでもっとも危険な男
アメリカ兵に扮したドイツ兵
動き出した「アイゼンハワー暗殺計画」
翻弄される連合軍司令部
「アメリカ兵」の運命
第8章 もし無条件降伏要求がなかったら
心理戦争における無条件降伏
ドイツ国民への宣伝工作
戦史に残る硫黄島の激戦
一人十殺を合い言葉に戦う日本軍守備隊
日本国内に蔓延する恐怖
なぜソ連に仲介を依頼したのか
ルーズベルトの死
無条件降伏要求が直接和平交渉を躊躇させた
日本本土上陸作戦で予想された損害
無条件降伏の必然的帰結
ベルリン攻防戦の真実
第二次世界大戦の終結
無条件降伏要求の犠牲者
あとがき
参考文献

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