図書目録ニホングン ノ ドクガス ヘイキ資料番号:000046917

日本軍の毒ガス兵器

サブタイトル
編著者名
松野 誠也 著者
出版者
凱風社
出版年月
2005年(平成17年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
330p:挿図
ISBN
4773629037
NDC(分類)
559
請求記号
559/Ma84
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献一覧:p318-330
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに

第1章 毒ガス兵器の研究と開発
第一次世界大戦と毒ガス戦
日本陸軍、毒ガス研究に着手
ドイツ軍の技術を吸収した毒ガス兵器開発
対ソ戦を想定した毒ガス兵器開発と人体実験
アジア太平洋戦争と科学動員による毒ガス兵器開発の展開
日本海軍の毒ガス研究

第2章 毒ガス兵器の製造と教育
日本軍はどのような毒ガス兵器を装備していたか
日本陸軍の毒ガス兵器製造工場
民間企業は毒ガスの製造にどのように関与したか
毒ガス戦の訓練や教育はどのようにおこなわれた

第3章 一般国民と毒ガス
自国民にも災厄をもたらした毒ガス
国内民間人の防毒訓練
第4章 毒ガス使用禁止をめぐる国際的な動向と日本軍の対応

毒ガス使用禁止を定めた国際法
日本陸軍初の毒ガス戦 台湾霧社事件
「満州事変」とジュネーブ一般軍縮会議での日本の態度
欧米列強の毒ガス戦備

第5章 日中全面戦争と毒ガス戦の展開
催涙性ガスの使用とより強力な毒ガス兵器使用の要求
積極的侵攻作戦でのくしゃみ性・嘔吐性ガスの使用
戦略的持久戦下での毒ガス戦と糜爛性ガスの実験使用
激烈な毒ガス戦の展開へ

第6章 アジア太平洋戦争期の毒ガス戦
戦争初期の日本軍の作戦と毒ガス兵器の使用
ソロモン諸島とアリューシャン列島をめぐる激戦と毒ガス兵器
一九四三年中の中国戦線における毒ガス戦 掃蕩剔抉と殲滅戦
毒ガス戦をめぐる日米の確執 アメリカ軍の毒ガス計画と日本軍

第7章 なぜ日本軍は毒ガス兵器に依存した戦いをおこなったのか
日本軍の毒ガス戦の特徴
毒ガス戦にたいする参謀本部の意識
毒ガス兵器からみた日本軍の諸相
日中戦争をめぐる陸軍中央の動向と毒ガス戦

第8章 戦後史の中の日本軍毒ガス兵器問題
日本の敗戦と毒ガス兵器の廃棄・遺棄
遺棄毒ガス兵器の発見と被災
証拠湮滅と戦犯免責
毒ガス戦をめぐる歴史資料と国会論戦

おわりに
参考文献一覧

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