図書ショウワ ジュウネンダイ ノ サタ イネコ000046866
昭和十年代の佐多稲子
サブタイトル1~10
編著者名
小林 美恵子 著者
出版者
双文社出版
出版年月
2005年(平成17年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
310p
ISBN
4881645641
NDC(分類)
910
請求記号
910/Ko12
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
関連年表:p285-294
和書
目次
目次
はじめに
第1章 〈女の問題〉の原点
『牡丹のある家』論─〈家〉に裂かれる母娘
『くれない』論─〈女房〉の要る夫婦
第2章 革命運動における抹殺された〈母性〉
『乳房の悲しみ』論-変容する〈母性〉
『樹々新緑』論─〈母性〉との訣別
『くれない』論─〈母性〉への回帰
第3章 日中戦争下の〈女たち〉の連繋
『女三人』論─〈女たち〉の連帯と分裂
『分身』論─〈母〉を求める「分身」
『愛の二筋』論─装わされた〈未亡人〉の抵抗
『扉』論─〈母〉の家の姉妹
第4章 戦争の拡大と〈女たち〉のゆくえ
『善良な人達』論─閉じ込めあう〈女たち〉
『香に匂ふ』論─「かげ膳」を据えたがる〈女たち〉
『気づかざりき』論─生贄にされる〈女たち〉
『若き妻たち』論─美根子の物語にみる〈女たち〉の戦争被害
おわりに
付録1 関連年表
付録2 佐多稲子戦時下作品リスト
あとがき
初出一覧
索引