幻の時刻表
- サブタイトル
- 光文社新書 190
- 編著者名
- 曽田 英夫 著者
- 出版者
- 光文社
- 出版年月
- 2005年(平成17年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 280,図版8p : 挿図
- ISBN
- 4334032907
- NDC(分類)
- 686
- 請求記号
- 686/So15
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 主要参考文献:p278-280
- 昭和館デジタルアーカイブ
目次
はじめに
第1章 幻の「東京発パリ行き」時刻表
昭和一二年一月
「富士」と「櫻(さくら)」
食堂車とシャワー
社内のマナー
大陸への入り口
関釜(かんぷ)連絡船
「ひかり」と「のぞみ」
朝鮮の鉄道
理想の都―新京
エキゾチックな都会―哈爾濱(ハルピン)
鉄道会社という名の権力機関―満鉄/夢の超特急「あじあ」
放浪作家が描きシベリア鉄道の内部
革命から二〇年後のモスクワ
第二次大戦前夜のベルリンとパリ
帰路もまた長旅
〆(しめ)ておいくら?
[コラム]日本の時刻表史①
第2章 本線―支線「逆転」物語
本線と支線の区別がなかった
遠回りしていた東海道線
人が押す鉄道
貫一、お宮はどうやって熱海へたどり着いたのか
国に吸収された軽便
支線に「転落」した御殿場線
日豊本線と肥薩線
廃線めぐりのメッカ―志布志線
住民の願い叶わず廃線―妻線
国鉄とともに終焉―古江線、山野線
長崎本線と大村線
山陽本線と柳井線
エリート、転落す
[コラム]東海道線の「渡し船」
第3章 消えた盲腸線をたどる
戦争と鉄道
有馬を一台温泉地へと発展させた路線
公営ギャンブルの聖地どうしを結ぶ路線
廃線ウォッチング①―下河原線
スワローズファンを三ヶ月だけ運んだ路線
廃線ウォッチング②―武蔵野競技場線
SLの運行が応じの面影を留める―川俣線
冤罪(えんざい)事件の部隊
盲腸線にデモ鳥―札沼線
盲腸が二つある線―興浜線
AB線
[コラム]時刻表でたどる森鴎外の小倉行
第4章 「国鉄」になった私鉄たち
戦中に強制的に国有化
「強盗」と「ラッパ」
南部鉄道から南武線、五日市線へ
青梅電気鉄道が青梅線に
幻のまま国有化された私鉄―奥多摩電鉄
革新的だった「宮電」
秋保電気軌道と松島電車
南海を国有化しそこねたことから生まれた阪和電鉄
関西の私鉄に伝統のサービス合戦
相模鉄道が相模線に
飯山鉄道が飯山線に
社長としての田中角栄
[コラム]日本の時刻表②
第5章 日本の旧領土などを走っていた路線
沖縄にも電車があった
今こそ路面電車の復活を!
台湾の鉄道
中華民国の鉄道
樺太の鉄道
樺太で傷心を癒した宮沢賢治
図版出展一覧
主要参考文献
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