図書目録ナンキンジケン資料番号:000046848

南京事件

サブタイトル
中公新書 795 「虐殺」の構造
編著者名
秦 郁彦 著者
出版者
中央公論社
出版年月
1986年(昭和61年)2月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
269p : 挿図
ISBN
4121007956
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H41
保管場所
閉架一般
内容注記
巻頭:南京略図  南京事件関係年表:p248-249  主要参考文献:p257-269
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
第1章 ジャーナリストの見聞
ダーディン記者の第一報
安全区の外国人たち
フィッチの見聞
ティンパーリーと『戦争とはなにか』
恐怖の事例
慶祝ムードの日本新聞
石川達三の抵抗
情報“国民”に達せず
第2章 東京裁判
知的マゾヒズムの潮流
怪物田中隆吉の告発
哀声地に満ち…
可愛さ余っての打擲
偽証だらけの松井証言
絞首台に登った松井大将
南京法廷で裁かれた四人
ポスト東京裁判―その残響
第3章 盧溝橋から南京まで
華北の戦闘
全面戦争へ拡大
上海派遣軍の出征
第十軍の杭州湾上陸
旅順攻めに迫る損害
上海戦の捕虜処分
山川草木すべて敵なり
第十軍の独断追撃
南京攻略の認可
第4章 南京陥落
死守か撤退か
拒絶された開城勧告
総攻撃を下令
紫金山、雨花台の激戦
各個に包囲網を突破せよ
城内に溢れた七万の日本軍
三つの失策
史料批判と視点
第5章 検証―南京で何が起きたのか(上)
〔上海派遣軍―第十六師団〕
佐々木支隊の下関突入
敗残兵の“処理”と“解決”
十四日―佐々木支隊の掃蕩
堯化門の捕虜
坂中隊の難民区掃蕩
〔上海派遣軍―第九師団〕
路上を埋める軍服
難民区の徹底掃蕩
七千人を殲滅
〔上海派遣軍―山田支隊〕
一万五千人の捕虜
長中佐の私物命令?
江岸の大惨事
〔第十軍―第六師団〕
全軍が城内突入
上河鎮から下関へ
〔第十軍―第百十四師団〕
捕虜は全部殺すべし
第6章 検証―南京で何が起きたのか(下)
中支軍の再配置
再開された便衣狩り
非違愈々多き如し
参謀総長の「戒告」
アリソンVS天野中尉
例により言動面白からず
自然鎮火へ
第7章 三十万か四万か―数字的検討
まぼろし派と大虐殺派
敗残兵狩りから捕虜処刑まで
大体捕虜ハセヌ方針
日本軍の捕虜観念
略奪から“理由なき殺人”まで
数字的検討―白髪三千丈?
市民・難民の人口
南京守兵の行方
不法殺害は四万?
第8章 蛮行の構造
神にもなれば悪魔にも
徴発は諸悪の根元
下手人は特定できない
松井大将は泣いた
国際感覚と下克上
世界世論の力しかない
ナチス・ドイツとの対比
ポスト南京の諸対策
焼くな、殺すな、盗むな
あとがき
付録①南京事件関係年表
②南京戦に参加した日本軍一覧
③主要参考文献

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626