呉の歴史絵本
- サブタイトル
- 子どもたちに語り継ぐ 日本の近代化と戦後の復興を支えたまち
- 編著者名
- 出版者
- 呉市教育委員会
- 出版年月
- 2005年(平成17年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 31×
- ページ
- 47p : 挿図
- ISBN
- NDC(分類)
- 217.6
- 請求記号
- 217.6/Ku59
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 企画監修:呉市・呉市教育委員会 呉市の近現代史年表:p46-47
- 昭和館デジタルアーカイブ
目次
本編
歴史と物づくりの発信地「呉」―かつて戦艦「大和」を建造した呉は、世界へ何を語り続けているのか。
日本の歴史が息づくまち―呉のまちには、子どもたちが知らないことがたくさんあった。
軍港建設にふさわしかった呉―国を守り、船をつくる拠点としての呉鎮守府が開庁。
日本を守るまちとなった呉―日露戦争では、呉からたくさんの船が参加した。
日本一の海軍工廠へ発展―ヨーロッパから日本へ、軍艦に乗って帰ってきた。
電車、水道は県で最初の導入―海軍の都市計画に基づいて、整然としたまちづくりが行われた。
広工廠では最先端の技術を開発―船を動かすタービンやスクリュー、そして飛行艇もつくった。
技術を支えた独自の教育―質の高い教育システムが優れた技術者を輩出し、今日の礎を築く。
華やかな市民生活を楽しむ人々―立ち並ぶカフェー、映画館、洋装店、ビリヤード場…。
好景気が生んだ心の豊かさ―管弦楽団ができるなど、呉の文化は戦前の最盛期を迎えた。
願いを託した「大和」の建造―緊迫する国際情勢…平和な時代は長くは続かなかった。
工廠だけでなく市街地にも空襲―市街地は焼け野原、海軍工廠は事実上生産がストップ。
焼け跡から始まった市民生活―飢えをしのぎながら、人々は希望を失わなかった。
軍港市から平和産業港湾都市へ―「旧軍港市転換法」の成立により、新たな一歩を踏み出した。
世界一のタンカーを次々と建造―呉工廠から引き継がれた高い技術力の誇り。
生き続ける「物づくり」の技術―独自の技術を生かした、さまざまな製品を送り出す。
感謝と未来への決意―先人の努力の上に、私たちの豊かさがある。
資料編
用語解説
船ができるまで
呉でつくった船
呉市の歴史散歩
呉市の近現代史年表
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