戦時下の福島
目次
館長挨拶と凡例
第1部 資料で見る戦時下の福島
戦争への道
十五年戦争と兵士
戦時下の生活
海外引揚・シベリア抑留
戦後の社会
第2部 体験者に聞く戦時下の生活
軍人として
8月15日停戦の日(渡辺迪雄)
命ながらいて(安藤紫香)
戦地より辛うじて持ち還った句集「南果」再刊に寄せて
終戦時中国での思い出(岩谷浩光)
不戦の決意新に(片桐正伸)
私の見た敗戦(二瓶直衛)
塞翁が馬(山口新吉)
泥水をすすり草を噛み(小平里美)
対ソ連戦車戦に生き残って(佐藤正一)
間違いの無い平和の道へ(加藤茂徳)
一度捨てた命<無一物中、無尽蔵>(八牧通泰)
一兵卒から見た戦争のむなしさ(西村大)
回想(二瓶保)
道徳教育の見直しを望む(阿部吉致)
戦争末期の中の小さな青春―陣中手帳を辿って―(大原榮二)
太平洋戦争と私<落下傘兵として>(鈴木平次)
その瞬間を決意した(山田岩男)
信夫郡大森村国民学校講堂にて詔書を聞く(五十嵐勇作)
人生五十の半分(森鎮雄)
父母の苦悩(室井滉)
学徒たちは
東京大空襲<昭和20年3月10日>(鈴木亮平)
その時「無中」にありました(高橋富雄)
烈日!!号泣(岩田ヒサ)
50年前の8月15日(小山清市)
戦中、戦後の青春を生きて(天川久代)
「戦争は敗ける」といううわさ
私の8月15日とその前後(高橋浩一)
学徒動員と空襲(遠藤和)
少女たちの勤労動員(高松慶子)
一瞬、目がくらむほどの閃光が(八牧将勝)
青少年戦時特別航空訓練生として(大関剛)
松根掘り(酒井淳子)
幼い頃から兵隊さん志望(佐藤一男)
焼いた新聞切抜長(佐藤兵一)
その頃銃後の片隅で(長谷川和夫)
あの日の正午―父の実家に疎開していた家族5人―(畑洋子)
私の8月15日(星甚惠)
押立温泉で迎えた終戦の日(穴沢咊光)
終戦の時(懸田弘訓)
「銃後」の生活
遺書を破って(星友喜)
上野駅から去った若者たち(鈴木千代乃)
尾野本村役場の配給係主任として(鈴木芳子)
海ゆかば山ゆかば(坂田光子)
航空機生産と女子挺身隊員としての私と家族(山浦延子)
終戦の日の思い出(上野テツ子)
願い(小山サダ子)
戦時下飛行機工場にて(川野栄一)
終戦の日を迎える想いのひとこと(添島達雄)
戦争は死そのもの(八牧美喜子)
亡き母の特製カレーライス―戦後の食糧難を偲んで―(諸橋祐三)
小学生のころ(渡辺新)
戦中と戦後教育の息吹の狭間の中で(前田正彦)
母のけじめ(一重文子)
ダモイ<引揚者としての祖母の話>(佐藤洋一)
戦時下の福島関連略年表
謝辞・協力者・参考文献