ガダルカナル死闘の果てに

目次
まえがき
プロローグ
第１部　九死に一生の生還
行く先は未知の戦場
成否五分五分の上陸
ここは聞きしに勝る戦場だ！
苦しまぎれの迂回作戦
道なき道の丸山道
兵士とサソリ
全滅、第一次総攻撃
行方不明の連艦隊
運命を変えた一本の命令
全滅、第二次総攻撃
屍臭に覆われた島
砲兵大隊ルンガ川渡河せず
開かずの砲門、捨てられる大砲
様々な死
“餓島”の食糧事情
歌のない戦場
最後の戦闘
不可解な敵サン
転進という末路
幽霊たちの帰還
無謀な負け戦
第２部　平和で豊かな世界の礎
教訓は生かされたか
これは聖戦だ！
行き詰まったヨーロッパ（ギリシア）文明
夢枕に立った佐々井先生
報徳哲学の宇宙観
戦場で確信した死生観
ある仏教僧と熱烈なクリスチャンの沈黙
患者幕舎での対話
死出の挨拶
我と共にあり
世界を救済する新たな哲学
おわりに