図書目録ニホンジン ノ シ ノ カタチ資料番号:000046528

日本人の死のかたち

サブタイトル
朝日選書 755 伝統儀礼から靖国まで
編著者名
波平 恵美子 著者
出版者
朝日新聞社
出版年月
2004年(平成16年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
218p : 挿図
ISBN
4022598557
NDC(分類)
385.6
請求記号
385.6/N47
保管場所
閉架一般
内容注記
引用・参考文献:p213-218
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次

第1部 死に慣れ親しんでいた日本人
政治的力としての死―靖国神社の例
「日本人は死をタブー視する」という言説
親を火葬にしたこころ
人は、自分の遺体を処理することができない
死による疎外感と祖先崇拝
ラフカディオ・ハーン、小泉八雲がみたもの
ハーンがみなかったもの
第2部 「死者」とは何者
「親を見送る」が意味するもの
かつての葬送・現在の葬儀
葬送において示される「死者」の存在
死者の主体性―死者は要望し生者はそれに従う
「死者」における身体と霊魂
第3部 さまざまな死のかたち
残り、あと二週間
がんばれ、もうすぐ死ねる
あっけない子どもの死と親の嘆き
観音様になった嫁さん―農家における家庭介護
伝説化される自殺の原因
死なないことよりも大切なこと
死んでも母は子を育てる話
まるでそれを知っていたかのように死ぬことへの願い
第4部 兵士の遺体処理と慰霊のかたち
日中戦争における戦死者の遺骨
太平洋戦争における遺体処理
『私たちのビルマ戦記』にみる遺体処理
連隊長の遺体に託す戦場の死の理想
第5部 靖国神社の政治性を支える死の文化
「遺骨」を「遺体」、「遺爪・遺髪」を「遺骨」と読み替える論理
「留魂砂」における戦死者の霊魂と身体
「異常死」としての戦死・「英霊」という言説
死んでも兵士は兵士として帰還する
戦死者を軍隊にとどめるための陸海軍埋葬の規則
真田山陸軍墓地と改葬・分骨願いが意味するもの
おわりに
用語解説
引用・参考文献

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