図書目録ヤマモト イソロク ノ サイゴ資料番号:000046194

山本五十六の最期

サブタイトル
検死官カルテに見る戦死の周辺
編著者名
蜷川 親正 著者
出版者
光人社
出版年月
1986年(昭和61年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
219p : 挿図
ISBN
476980301X
NDC(分類)
289
請求記号
289/Y31
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
はじめに
第1部 一冊のノートがもたらした状況証拠
発見されたノート
大密林下での悲劇
小さな幕間劇の意外
だれも知らなかった事実
密林にわけ入った三隊
浜砂捜索隊、現場を発見
第2部 ”機上戦士”という伝説はくつがえされた
中村見習士官の告白
浜砂少尉の描く現場の見取図
死体は上衣を四つ折りに枕にしていた
怒り狂った副官
捜索隊員に加えられた悲しき宿命
長官の上衣にノートが
口をつぐんだ蜷川軍医
機上戦士という伝説はくつがえされた
第3部 大本営発表の裏にひそむ真相を追う
吉田小隊、魔の密林に挑戦
長官はやはり地上で生存していた?
くいちがう二人の証言
もし大木がなかったら
だれが遺体運搬に協力したのか
連合艦隊参謀が犯した重大な事実誤認
それは蜷川軍医だった
その後の吉田少尉
生き返った山本長官?
海軍捜索隊の全容
第六特別陸戦隊員たちの証言
元帥機捜索隊捜索活動一覧
山本五十六海軍大将の棺桶を造る
一年後、山本司令長官戦死の地を訪れる
第4部 元帥搭乗機の決定的瞬間を見た
蜷川軍医の検死を証言する生存者
軍艦旗、ジャングルへ
無常にも夕暮れせまる
あれが元帥搭乗機だ!
私は軍医と二人だった
激怒した海軍准将の心情のあわれ
消えた”金鵄勲章”
青天のへきれきの命令
それは長官の半長靴だった
武内軍医中尉の山本大将の死体検死
第5部 極秘『公式書類』はデッチ上げだった
明かにされた意外な真相
一番機を見失うな!
空中から悲報きたる
日本軍の手に落ちた”狩人”の弟
”掃海艇上”のウソ
一通の書簡がつげる書類作成時の虚構
ラバウルからの返信
二十六年目の意外な証言
長官の遺体の前で激怒した渡辺参謀
第六章 私はこうして”死のカルテ”の謎をといた
三つの疑問―頭部と顔面に銃創があったか
あまりに小さい傷あと
かんたんすぎた検死
鑑別護身をもたらした死後損傷
ウジは銃創をつくらず
なぜ長官にのみ血痕がなかったのか
血をみなかった証人たち
遺体にあったのは人工的な死後損傷だ
拳銃が鋭利な刃物か
そのとき虫の息で救出を待っていた
死亡推定時間
悲しき履歴書の空白
第7部 夕映えの南溟の地ソロモンを行く
ブーゲンビルへ招く亡き兄の声が・・・
こんども絶望か?
第一の難関を突破!
その日、奇跡的に乾いていた密林の底
巨大な陸攻の尾翼が墓標のごとくに
ラバウルで見たもの
あとがき

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626