図書目録レイテ オキ ノ ニチベイ ケッセン資料番号:000046182

レイテ沖の日米決戦

サブタイトル
日本人的発想VS欧米人的発想
編著者名
佐藤 和正 著者
出版者
光人社
出版年月
1988年(昭和63年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
668p : 挿図
ISBN
4769803745
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Sa85
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p668
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
第1章 悪夢の大本営海軍部
小沢とスプルアンス
不手際だった渾作戦
源田中佐の不安
攻撃隊発進す!
焦燥の軍令部
マリアナの七面鳥撃ち
火を吹く強硬論
サイパンを奪回せよ
噴出する激烈な意見
起案された奪回作戦
まかり通った陸軍の横槍
第二艦隊出撃せよ!
第2章 出撃準備
第五艦隊、大湊を出港せよ
全艦針ネズミの対空装備
小柳参謀長の失望
旗艦「武蔵」容認されず
リンガに集結した大艦隊
信頼度の低い電探機器
耐久射撃の練度上がらず
神重徳大佐のシナリオ
栗田艦隊は輸送船を撃て!
最後の切り札「捷」号作戦計画
言質をとった小柳参謀長の反論
大転換した艦隊訓練
不安だらけの機動部隊
第3章 航空消耗戦
劣悪装備の再建一航艦
浮き足立ったダバオ大空襲
幻の敵上陸に大混乱
大誤報に失ったトラの子航空機
米軍、レイテ攻略を繰り上げる
壊滅した一航艦
遅かった豊田長官の巡視行
沖縄大空襲で後手に回る
効果がなかったT攻撃部隊
大戦果、じつは重巡一隻大破
T攻撃部隊の悪戦苦闘
有馬少将、敵艦に突入す
航空部隊、台湾沖に壊滅す
第4章 栗田艦隊抜錨す
スルアン島からの飛電
戦艦「武蔵」の死に装束
長官不在の「捷一号作戦」発動
苦悩のなかの栗田艦隊司令部
決戦場をレイテと決定する
戦力なき小沢機動部隊
方針決まらぬ志摩艦隊
連合軍、レイテに上陸を開始
栗田艦隊、第一機動艦隊からの独立
南北からの同時挾撃作戦
片道航路の特攻進撃計画
第5章 レイテの遠い道
小沢オトリ艦隊出撃す
一日延期せれたXデー
レイテ突入と志摩長官の独断
めざすはマニラ湾
大西中将、体当り攻撃を決意
二〇一空副長の苦悩と決断
関大尉、指揮官を快諾す
敷島隊、川原での水盃
幻の敵潜に翻弄された機動部隊
志摩艦隊、レイテ湾突入を決定す
特攻隊、敵空母捕捉への失敗つづく
第6章 パラワン水道の雷跡
振り回された幻の敵潜情報
旗艦「愛宕」からの決死の脱出
立ち往生する重巡「高雄」
八分で沈没した重巡「摩耶」
応急舵をつけて避退する「高雄」
旗艦を「大和」に変更する
攻撃準備に入った小沢部隊
旧式戦艦を率いた西村部隊
第7章 前哨戦はじまる
米海軍策敵機に先手を取られる
火ダルマとなった司令駆逐艦「若葉」
志摩艦隊との合同を断念
西村部隊に殺到する敵機
栗田部隊ついに発見さる
開始された基地航空隊の総攻撃
空母プリンストンを仕留める
とどかなかった索敵機の報告
敵機の触接つづく栗田部隊
「大和」の巨砲、敵機群に咆哮す
第8章 シブヤン海の戦い
狙われた「長門」と「大和」
主砲機能を失った「武蔵」
小沢機動部隊の攻撃機発進せよ
地獄と化した「大和」の艦上
はじまった第二次隊空戦
満身創痍でのたうつ「武蔵」
失敗に終わった小沢部隊の攻撃
第三次空襲に飛来した敵四四機
冴える「大和」艦長の操艦術
波に洗われる「武蔵」の艦首
第四次で狙われた「大和」と「長門」
「武蔵」に群がった第五次空襲
被弾した「長門」傷だらけの戦い
「武蔵」最大の被害担当艦となる
栗田部隊が反転したぞ
小沢部隊ついに発見される
猪突猛進するハルゼー提督
第9章 混迷の海
打電時刻が問題となった反転電
栗田部隊「退却」す
再反転は栗田長官の独断だった
「全軍突撃せよ」に激怒した黛艦長
退却を認めた連合艦隊司令部
揺れ動く連合艦隊司令部
「武蔵」艦長猪口少将の遺言
転覆沈没した「武蔵」
「武蔵」を助ける方法があったか?
悪天候に阻まれた基地航空部隊
夜間攻撃に期待をつないで
失敗に終わった第二次航空攻撃
松田前衛部隊、幻の会敵
敵艦隊にまぎれ込んだ「桐」と「杉」
単独突入をめざす西村部隊
報告電の不達に苦悩する栗田長官
突入を決断した志摩部隊
第10章 スリガオ海峡の悲劇
張りめぐらされた米軍の迎撃態勢
暗夜の大激戦の幕開き
執拗にからむ魚雷艇群
つかまれていた西村部隊の動き
「最上」めがけて疾走する魚雷群
大爆発音とともに沈没する駆逐艦
三たび西村部隊に迫る敵駆逐隊
開始された彼我の砲雷撃戦
大爆発した旗艦「山城」
同士打ちする米艦隊
よろめき避退する「最上」
第二遊撃部隊、戦場に到着す
万事休す、「那智」と「最上」の衝突
敵情不明に志摩長官、反転を決意
駆逐艦「朝雲」ついに沈没す
奮戦およばず「最上」の最期
第11章 サマール沖の砲煙
おどり出た栗田部隊
小沢部隊ついに補足さる
ミッチャー中将のいらだち
深刻なキンケード中将の困惑
栗田長官、敵機動部隊を視認
現れたパゴダ型檣楼
砲撃戦で開始したサマール島沖開戦
大編隊と対戦するエンガノ岬沖開戦
敵空母部隊スコール内に遁走
非敵側に回避した旗艦「大和」
後落しはじめた「ガンビア・ベイ」
第12章 激闘の誘致部隊
「瑞鶴」に集中した第一次空襲
敵を寄せつけない「伊勢」の奮戦
「多摩」は飛雷し「千歳」は被爆
何が「秋月」を爆沈させたのか
命運を決した三本の不達電報
電波の異常現象と送信トラブル
高率で発生していた受信不能
第二次空襲を回避する「大淀」
「伊勢」艦長の一喝で敵機撃退
第13章 蒼海燃ゆ
致命傷をあたえた「利根」の水中弾
「鳥海」「筑摩」被弾して落伍
混乱した栗田長官の戦闘指導
早まった追撃中止命令
激怒したハルゼー提督
不運だった「鈴谷」の誘爆
悲劇的な落伍艦の終末
栗田部隊、反転の真相
旗艦を「大淀」に変更す
第三次空襲で「瑞鶴」海没
四空母全滅!
避退はじまる
カラ振りだった基地航空攻撃隊
神風特別攻撃隊、敵空母に殺到
大戦果をあげた”敷島隊の五人”
栗田部隊への果てしなき空襲
「伊勢」に集中した第四次空襲
小沢長官、「初月」救援に夜戦を決意
栗田部隊、ブルネイへ帰投
第14章 反転命令の周辺
”空母誤認”が反転の要因
反転は”正解”だった
もし、レイテ湾に突入していたら?

あとがき
参考文献

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