混迷の知恵
- サブタイトル
- 遠すぎた島ガダルカナル
- 編著者名
- 松浦 行真 著者
- 出版者
- 情報センター出版局
- 出版年月
- 1984年(昭和59年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 750p : 挿図
- ISBN
- NDC(分類)
- 913
- 請求記号
- 913/Ma89
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 年表:716-741 参考文献:p742-745
- 昭和館デジタルアーカイブ
序-歴史を無視する者は歴史に処断される(瀬島龍三)
第1部
南進
蒼穹に舞う零戦
密林を逃亡する自由
とまどい
“ラバウル陥落”の意味を知る男
日本の南進を阻止せよ
信頼は力
愉快な昨日と自信に満ちた明日をもつ提督
読み解かれるD暗号
表出する矛盾
陶酔の初春
“長期持久”か“短期決戦”か
陸海軍対立の原点
妥協の産物としての第二段作戦
「応急物動計画試案」
戦時下の国力を計算せよ
統一なき世界戦略と惨憺たる国力
勝利なき戦いへの道
沿岸監視員たち
親切と同情心による統治
自分自身がすべてである自由の世界
勇気の代償
「勝利の計画」
戦争へのパースペクティブ
勝つために必要であるのなら
凶兆
破綻の兆候
幻想の「戦時物動計画」
“聖戦”をめぐる利権
第2部
田中・服部・辻
“下克上”と“幕僚統帥”の構造
“主戦派”と“回避派”の確執
ノモンハン事件の戦訓
あらたな展開
海軍の爆弾的提案
最初の東京空襲計画
蹉跌への選択
ポートモレスビー攻略作戦
察知されていた作戦機密
憂鬱なる作戦準備
申し分のない無血占領
最初のエラー
決戦前夜の珊瑚海
姿なき最初の海戦
「祥鳳」の沈没
過失だらけの海戦
放たれた矢はとどいた
寡黙な戦場の花
油断
ミッドウェー攻略作戦発動す
緊張の弛緩と慢心
ミッドウェーに散る
運命の決断
悪夢の一瞬
自省なき敗北
戦闘なき戦争
純情の落日
陽の目をみる対日反抗作戦
「リ」号研究作戦とSN作戦
“危なっかしい”作戦
望楼作戦
またも辻参謀
五〇〇〇キロの感触の落差
連合軍の不協和音
八月七日
『汝の敵を知れ』
再会の明暗
靄が動いている
暁の上陸
ラバウルの逡巡
戦果なき波紋
確実な進撃
史上最初の玉砕
海の夜戦
夜襲の条件
“不安と疲労”という名の敵
幸運とエラーと
第3部
全滅
希望的観測
軽率な第一歩
全滅への序曲
砂洲を赤く染めて
混迷のとき
大統領の心がわり
なしくずしの“ガ島放棄論”
将軍の一徹
黙示的な出陣
血ぞめの丘
快進撃の空洞
密林というもう一つの敵
夜は短すぎた
第二夜・第一ラウンド
夜明け、そして転進
逸機
異端の戦略思想
“近代戦”の試み
餓島
最後の手ぬかり
道
錯雑、停滞、過労
二つの更迭
棺桶の片隅
後退、あるいは死への更新
転機
無情な風聞
万策つきて体面残る
虚栄と我執
達観と義憤
以心伝心
地獄のなかの真実
信頼の誕生
静謐にして凄絶なる越年
命令は最後の夜にとどいた
奇跡は起きた
撤退決行
疑心暗鬼
夢
岸辺
彼我を超えて
資料
年表
参考文献
あとがき
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