図書目録テンノウ ノ シュウセン資料番号:000046023

天皇の終戦

サブタイトル
激動の227日
編著者名
読売新聞社 編者
出版者
読売新聞社
出版年月
1988年(昭和63年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
346p : 挿図
ISBN
4643880988
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Y81
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p346
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
まえがき
第1章 終戦への長い道
警報下に四方拝
天皇と待避壕
軍部へのご不信
戦局をお見通し
和平への具体策なし
いま打つ手は何か
宇宙は変化する
熱こもる近衛上奏
共産革命の憂い
貴族・近衛の悔恨
和平での国体護持
粛軍とは・・・・・・だれを
「休戦」上奏を控える
無差別爆撃始まる
科学技術を戦力に
第2章 陛下と特攻隊
よくやった、だが・・・・・・
心痛む”壮途の料理”
英霊に深く最敬礼
東条前首相、ただ強気
甘い判断にご不満
東条、あえて反論
第3章 終戦へ”中央突破”策
焦燥・孤独の戦い
外相、和平へ立つ
頼みの綱はソ連
北千島譲渡も覚悟
閣僚にも意図隠す
木戸内府にも秘密
虫がよすぎた交渉
”弱み”を見破られる
第4章 木戸試案
空想的な指導大綱
強気に陛下も驚く
忍び難きを忍んで
軍を動かす触媒に
ひとつ、やってみよ
ためらう首相、海相
阿南陸相うなずく
陛下、六人を召す
和平の道、方向づけ
第5章 幻の近衛特使
対ソ交渉をご催促
ソ連、のらりくらり
外相、あせりと不安
身命かける近衛公
ついに和平の訓電
電文に交渉の苦悩
”国体”以外は無条件
宙に浮いた訓令
「ポツダム宣言」出る
第6章 終戦直前の内閣
事を成す極意
底をついた国力
師団長の能力も不安
入閣して知る実体
国民がかわいそう
主役、内務官僚に
軍の動きを探る
国民に真実伝える
玉音放送を進言
実に二時間の言上
国民は「大号令」待つ
第7章 霞が関(海軍省)
海軍は”沖縄決戦”を主張
最後の軍令部総長
和戦両様の人事
終戦への大きな布石
残念なダレス工作
軍令部『地下指揮所』
終戦工作の戦争指導班
ソ連武官にさぐり
終戦終結を具申
ソ連機の調達工作
第8章 市谷台(陸軍省)
阿南陸相と終戦
道義は戦力なり
将校気質に世代の差
凱歌を伝ふ除夜の鐘
陛下ご安泰に死力
不在の軍務課長
阿南陸相の胸中
第9章 虎ノ門(外務省)
東郷外相の配慮
事前に敗戦史研究
転々、外相の居所
ソ連参事官の嘲笑
対ソ代償案を検討
隠れミノ大東亜省
省員も浮足立つ
対中政策の再検討
租界返還打ち出す
満洲から食糧輸送
戦後経済で研究会
第10章 ポツダム宣言と天皇制
関心の的をぼかす
草案を書いた男
根っからの知日派
存続はアメリカにも利益
擁護グループが強い進言
宣言発表遅れるばかり
発表促進に協力者
日本の誤解恐れる
存続説く陸軍長官
辛い国務省の内容解釈
第11章 ”黙殺”
外務省、受諾に一致
軍や政府は軽視
誤訳された総理談
政府見解を迫る軍
記事にも神経使う
外相、色をなして激怒
複雑な首相の心境
対ソ交渉にやっき
加瀬公使も受諾促す
第12章 聖断
原爆投下にショック
待ちわびた回答‐ソ連参戦
宣言受諾で激論
一回目のご聖断
八月十二日「バーンズ」回答
回答に収まらぬ陸軍
東郷外相の憂慮
固まるクーデター案
御前会議を抜き打ち召集
二回目のご聖断
陸相は暇乞いに来たのだね
八月十五日正午
第13章 終戦の詔書
痛恨「耐え難きを・・・・・・」
陛下のおことば再現
「回答」待つ政治空白
一日がかりで第一稿
漢学者二人が校訂
「国体護持」で激論
難解「五内為ニ裂ク」
”義命”と”時運”の違い
閣議の寸前に加筆
ねばった阿南陸相
没収恐れ「神器」削る
修正の跡もそのままの原本
終章 天皇、戦争と平和
あとがき
参考文献

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