図書ガダルカナル センキ000046021

ガダルカナル戦記 第3巻

サブタイトル1~10
編著者名
亀井 宏 著者
出版者
光人社
出版年月
1980年(昭和55年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
381p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka34/3
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

目次
21 避退行
第十七軍、総攻撃の失敗を認む
第二百三十聯隊=東海林支隊コリ岬へ転進
第二百三十聯隊第一大隊本部付原久吉軍曹が語る途中の苦労
新上陸部隊援護隊=関谷揚陸隊の編成
関谷揚陸隊の行動
コリ岬揚陸隊=第二百三十聯隊第二中隊、山砲兵第三十八聯隊コリ岬へ上陸
関谷揚陸隊と会同
第二師団主力、丸山道をへて海岸方面に後退
第十六聯隊第二大隊第二機関銃中隊鈴木辰吉上等兵が語る道程の苦労
住吉支隊のその後
第十六聯隊の残留部隊ガ島に上陸
大本営作戦謀長服部大佐ガ島に渡る
聯合艦隊の正規空母ソロモン海から去る
第三十八師団第二百二十八聯隊のガ島上陸
辻政信ガダルカナルを去る
第三十八師団長佐野中将のガ島上陸
第二師団ガ島西海岸に布陣す
輸送船団による第三十八師団第二百二十九聯隊のガ島輸送失敗
22 第三次ソロモン海戦
ふたたびガ島飛行場砲撃を計画
ガ島砲撃隊=挺身部隊の出撃
彼我艦隊の態勢
敵艦隊との遭遇
米旗艦「アトランタ」に砲弾命中、スコット少将即死す
旗艦「比叡」に敵弾命中
戦闘力を失う駆逐脳「夕立」の活躍と被雷
あいつぐ米艦の被害
「比叡」の沈没にいたるまでの過程
「比叡」艦長西国大佐の書簡
キングストン弁はひらかれたか
ガ島砲単失敗の余波
二重巡ガ島飛行場を砲撃
支援隊の重巡「衣笠」沈む
射撃隊のガ島飛行場砲曜計画実施
第四戦隊「愛宕」砲台長のノート
ニ戦艦基幹の米水上部隊との遭遇
戦艦「霧島」航行不能に陥る
ガ島砲撃の中止を各部に通知
砲雷戦の彼我収支決算
第二水雷戦隊の応援
戦艦「霧島」の沈没
「定本ガダルカナル戦詩集」の著者が語る当時のガ島
23 中央
第八方面軍、第十八軍の戦闘序列下命さる
第十八軍司令官安達中将
第八方面司令部
中央の同様
第八方面司令官にガ島奪還続行の大命くだる
南海支隊の全面的敗走
支隊長堀井少将戦死
服部作戦課長の帰還報告
「大本営戦争機密日誌」における船舶徴傭問題
参謀本部と陸軍省間の紛糾
東條陸軍大臣のガダルカナルにたいするこの頃の見解
辻政信中佐の帰還報告
船舶徴傭をめぐって田中第一部長対佐藤軍務局長の鉄建の応酬
第一部長と作戦課長の更迭人事
第八方面軍司令官の統帥発動
24 第三十八師団
東海林支隊のコリ岬からの転進
東海林支隊第一大隊ルンガ渡河点の警備へ
海岸方面の守出つく東海林支隊主力
第二百三十聯隊歩兵砲中隊小隊長望月茂中尉の日誌にみる惨状
第二師団長の不満
第三十八師団と第二師団の新部署
各体験者の証言にみる状況
中沢挺身隊の敵地潜行
第百二十四聯隊=前川口支隊のその後
連合軍ブナに逆上陸
ドラム罐輸送はじまる
ルンガ沖夜戦の勝利
「高波」沈む
苦肉の輸送法=潜水艦輸送その他
聯合艦隊司令部、潜水艦による食料輸送打ち切りを陸軍側に通告
25 方面軍
第八方面軍がおかれた立場
新作戦部長真田大佐のラバウル派遣
瀬島龍三氏の証言
真田大佐帰路ガダルカナル撤収を決意
瀬島少佐、機中で撤収案の骨子を作成
真田大佐参謀総長艦艇に出向
ガダルカナル撤収につき具申
反論する者だれ一人なし
宮中大広間にて御前会議ひらかる
「ガ島に在る部隊を後方要地に撤収すベし」との大命くだる
大本営陸軍部第一部長綾部少将、ガ島撤収の大命をもってラバウルの第八方面軍司令部に到着
第八方面軍参謀井本、佐藤両少佐大命を携えてガ島に渡ることに決定
ガ島撤収時の後衛部隊となるため矢野大隊編成さる
井本、佐藤両参謀および矢野大隊、ガ島にむけ出発
26 孤島
撤収決戦までのガ島の情況
第百二十四聯隊長岡大佐、軍旗を土中に埋め後方に退る
米軍の全面攻勢開始さる
各拠点の間隙に米軍浸透する
第二百二十八聯隊若林中尉の戦死
第三十八師団各拠点の苦戦
米軍の日本語による投降勧告はじまる
第十七軍司令部幕僚のセブリに砲弾落下
第三十八師団長、師団単独の玉砕案を承認
第二師団長独断後退を決意
27 転進命令
井本参謀と矢野大隊の眼に映じたガ島の惨状
井本、佐藤両参謀、第十七軍司令部に達しケ号作戦=ガ島撤収作戦に関する大命と第八方面軍命令を伝達
軍参謀長以下幕僚、こぞって不可能を理由に否をとなえる
軍司令官百武中将、熟考ののち万難を排し大命遂行を決心する
小沼軍参謀、雨中第三十八師団、第二師団へ撤収の大命を伝達、両師団長承諾
各部隊に撤収命令伝えるが一般将兵には飛行場付近に逆上陸して総攻撃するとして真実はあかさない
後方に退る各部隊の状況
撤収命令が届かず全滅した第二百二十八聯隊第二大隊=稲垣大隊の場合
大隊長稲垣少佐、撤収命令を知らず独断敵中突破の命令をくだす
第二百二十八聯隊第二大隊丹羽幼三衛生兵長の証言
28 終章
第十七軍司令官の撤収に関する命令
各部隊の乗船地までの道程
第二十八聯隊長一木清直大佐の後任松田大佐ガ島上陸
第二師団長、再度平司令部との聞に感情のしこり残す
レンネル島沖海戦
第一次撤収=第三十八師団主力
一月七日、松田新二十八聯隊長、総後衛部隊長に任ぜられる
第二次撤収=第十七軍司令官以下司令部、第二師団、第二師団主力
第十七平司令官、ブーゲンビル・エレベンタに上陸
ガ島に残された部隊と総後衛部隊長松田大佐の苦衷
昭和十八年二月七日夜、第三次撤収成功す