図書ショウワキ ニホン ノ コウゾウ000046006

昭和期日本の構造

サブタイトル1~10
有斐閣選書R 27 その歴史社会学的考察
編著者名
筒井 清忠 著者
出版者
有斐閣
出版年月
1984年(昭和59年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
iv,313p : 挿図
ISBN
4641024219
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ts93
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:各章末
和書
目次

目次
1章 「日本ファシズム」論の再考察
―丸山理論への一批判―
はじめに
ファシズムの概念
「軍国支配者の精神形態」再考
「日本ファシズム」のイデオロギー的特質
「日本ファシズム」の運動形態
「日本ファシズム」の社会的担い手
結び
2章 戦間期日本における平準化プロセス
―思想集団の社会史―
はじめに
「平準化」の物質的・制度的基盤
平準化思想の原型
思想集団の社会史
結び
3章 昭和の軍事エリート
―陸軍官僚制の内部過程―
「長州の陸軍」から二・二六事件まで
二・二六事件から対米開戦へ
結び
4章 昭和陸軍の原型
―バーデン・バーデンから一タ会まで―
はじめに
バーデン・バーデンの盟約
二葉会―「同志の結集」
木曜会―若手幕僚との結合
一タ会―制覇と破綻
5章 日本型クーデターの構想と瓦解
二・二六事件研究I―
はじめに
青年将校運動の二類型
「ソビエット革命武装暴動指導要領」
天皇観・権力観とクーデター戦術
上部工作
分岐点「暫定内閣」
結び
6章 日本型クーデターの政治カ学
―二・二六事件研究II―
クーデターのインパクト
クーデター計画の構成
クーデター成否の分岐点
上部工作の行方
陸軍政治進出への道
7章 昭和軍事史の断面
二・二六事件後の陸軍官僚制
政党政治と陸軍―昭和一四年秋
付章 昭和超国家主義の断面
昭和超国家主義運動の天皇観
北一輝研究の諸問題―『北一輝著作集』全三巻をめぐって
あとがき