図書ダイトウア センシ000045993

大東亜戦史 7

サブタイトル1~10
満州編 下
編著者名
森高 繁雄 責任編集
出版者
富士書苑
出版年月
1978年(昭和53年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
642p : 挿図
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Mo66/7
保管場所
閉架一般
内容注記
再版  図版あり
和書
目次

目次
いのちあるかぎり(西村あや)
夫に誓う
死んでも人には頼むまい
新米ーダンサー
転落する日本婦人たち
幻はむなしく
二児も発疹チフスに
内地の土を踏むまでは
またもや天の試練
喜びきれない引揚げ命令
長蛇の列はいく
赤い家と白い家
子どもたちの微笑!

胡蘆島へ(小沢えい子)
さよならハルピン
あっ、リュックが消えている!
意外な人

春待つ奉天(三井弥栄子)
戦雲流れる中に
八月十五日
空から来たソ連兵
勝利者の姿
死の道をたどる人々
裸の街
略奪者の顔
春ふたたび

イワンとヨッサ(常安弘通)
将校李貴紳の登場
秘められた妻
イワンとヨッサ
ボルガの舟歌
革命記念日

撫順秘話(上妻斉)
運命の仲秋節
月明の夜
きらめく紅槍
東ガ岡の防衛戦
さくのかげに待つ
四方にあがる火の手
所長の惨死
機銃掃射でみな殺し
敗戦と撫順の変容
死の山

関東軍の歩み(中村敏)
関東軍、そのおいたち
張作霖の爆死
柳条溝の銃声、司令部奉天へ
満州国を建国、若人の新天地
防衛軍としての責任を負う
一大野戦軍として
欣喜雀躍将軍満州を去る
増強につぐ増強
陸軍の俊英新京に集まる
兵力ついに七十万に達す
防衛軍の一翼満州軍
カンチャズ事件
報道されなかった履面作戦
赤軍張鼓峰で武力偵察に出る
満蒙国境ノモンハンの戦火
関東軍機械化部隊を失う
関東軍の反省
連と中立条約を結ぶ
持久軍としての性格
ついに籠城軍となる
運命の日ついに

通化幾山河(山田一郎)
長自のふもと
柳絮飛ぶ街
「光建設」進む
ひげの参謀登場
その前夜
山田司令官乗り込む
老兵部隊
避難民の群れ
八月十五日
皇帝逮捕
抗戦派長白へ
藤田参謀抗戦を叫ぶ
大勢停戦に傾く
消えた藤田大佐
暴徒の街
ソ連軍人城
国共内戦迫る
シベリヤへの道
からゆき哀話
パーロライラ
藤田はどこにいる
新たな支配者
街の抗戦派
山田参謀という男
仲秋の名月
内戦避けがたし
日本人移動命令
目に見えぬ戦い
絶望の日々
「田友」を捜せ
藤田参謀逮捕
参謀通化へ現わる
日本人大会開く
緊急動議
「宮城遙拝」
藤田参謀監禁さる
奪還計画進む
命令くだる
通化のマタ・ハリ
牢獄の指揮官
関東軍航空隊投降
航空隊反乱に加わる
瀋陽からの使者
雪の夜の密議
反乱
反対派立つ
藤田大佐脱出
総帥帰る
スパイ撃たる
その前夜
山田参謀の腹芸
反対派も加担
奪われた密書
藤田大佐急襲さる
サイは投げられた
のろし上がる
佐藤中隊長戦死
二、三中隊も潰滅
戦闘終わる
反乱失敗
八畳に百二十人
死の拷問
日本人の末路
「英雄」の果て
さよなら通化

祈れ赤い夕日に(塩川清久)
悲劇の後遺症
駐蒙軍の有終の美
開拓移民政策の実体
置き去りにされた開拓民
松花江のほとりに

南満潜行一か月(金沢清徳)
敗戦の宮ノ原
暗雲こめる古都遼陽
しかばねの街
大奉天
東北共産化の基地
粛清と処刑と供出と
本渓湖の市街戦

安東五番通り事件(長山一)
五番通り事件
郊外に三日三晩留置
鮮系を使って送金
国府軍安東入城

終幕の舞台・大連(米野豊実)
郷愁は消えず
孤立の地・関東州
自失の日本人
暴行の町と化す
逃げまわる女性たち
虎の威を借る中国人
連行される戦争責任者
なだれこむ邦人の群れ
売り食い生活
死傷約五万
労働塔となった忠霊塔
技術者のゆくえ
ソ連的民主主義の波
引揚げ促進の口実

満鉄終末の日(田中総一郎)
その日の総裁
軍の命令
ソ連軍新京へ
捨てられた巨人
全社員に告ぐ
ソ連軍の術策
総裁の抵抗

夢破れたり(半田敏晴)
中央をめぐる移転論
暗雲漂う街
家族疎開
疎開者の群れ
豪雨をついて
終戦の報
錯覚を生む緊迫感
満軍反乱?
行き場なき市長の要求
虚脱の関東軍司令部
一足おそかった!
楽土の夢破れたり

栄光消ゆ(長谷川宇一)
関東軍の略歴
その功罪
衰退のきざし
大東亜戦争始まる
秋の声
ソ連軍進入
猛攻する戦車群
総司令部後退
通化の戦闘司令所
決意のとき迫る
男泣きする幹部連
亡国か抗戦か
敗軍司令部
停戦解体へ
最後の放送
略奪と連行
思い出のすやき
司令部の武装解除
ソ連領に連行さる
単調な江畔の捕虜生活
軍刀と別れる日
ビラカンへ
老若の共同生活
再びハバロフスクへ
投獄
満州のゲッベルス
第十四分所
再び監獄へ
帰還の幻想第十三分所
未決監
軍事裁判
既決囚
強制労働所
情勢転換す
日本人捕虜病院
将官の死刑
二十一分所生活
忘れられない祖国
営外作業祖
国のたより
豆満江(新田次郎)
ふぶきの営庭
延吉の町
墓掘り作業
市民大隊解放
歩哨線
就職
白い飯
親切な隊員
衰える視力
美しい目の女
白英芳
呉老人の言葉
朝霧の公園で
尹の目
王隊長の怒り
チャンス
ばれた地図
星のない夜
脱走

シベリア行(北川正夫)
歩く
武装解除
敗走の道を
西へ行くソ連軍
死体にも無表情
吸いこまれる不安
うたた寝の夢
海林近く
話のタネ
牡丹江を通過
山岡一等兵の死
落伍者
虹を見た

興安嶺流亡の民(長山一)
国境破れる日
満洲里、ハイラル包囲さる
チチハルでは
葛根廟に消ゆ
熱河省の避難民