図書ダイトウア センシ000045992

大東亜戦史 6

サブタイトル1~10
満州編 上
編著者名
森高 繁雄 責任編集
出版者
富士書苑
出版年月
1978年(昭和53年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
646p : 挿図
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Mo66/6
保管場所
閉架一般
内容注記
再版  図版あり
和書
目次

目次
流転の浩姫(上妻斉)
きらびやかな結婚式
卯の花と蘭花と
稲毛の新家庭
夢を破った関東軍
心労の日々
カーテンをへだてた皇帝
宗教侵略の真相
タダラ高貴妃の死
李貴人
皇帝悲劇の起こり
日本公使館へ難を避く
岩上の母子鳥
浩夫人の努力
満州国壊滅の一瞬
疎開荷物に秘める経本
長白山脈口の行宮
農民の大栗子襲撃
輝く三格姫の人格
通化の公安局長
通化事件に巻きこまれる
李貴人のさかうらみ
吉林の留置場で
書き続ける故国へのたより
吉林からの死の行進
延吉のさらしもの
皇后の哀れな最期
親切な一中共兵
獄舎に見る北京の夢
あやうく計略からのがれる
つかのまの青空
再び捕われの身へ
老醇親王との再会
疑問に包まれ上海へ
元女優岡田嘉子のむすこ
元日本将軍将校に救出される
ああ中国よ、日本よ
禁廷木の花は咲いて

大草原の墓標(麻田直樹)
草原に散った東京開拓団
置き去り
行く手に現われた戦車
山崎団長も自殺
全員自決の哈達河開拓団
第二の故郷を捨てて
沖縄にならって全員自殺

呼べど答えず(藤原てい)
黒い土
血を呑む沼
密林
白樺の小屋
匪襲
悪鬼善鬼
死の抗議
かすかな光を

忘却の山河(江口正雄)
その前夜草原を行く
涙なき別離
酒くめども酔えず
死に直面する心
生きる者の姿
ただ生きるだけの望み
朝風に国旗はためく

四平・娘子軍(小幡不三男)
うるむひとみ
いやな予感
不思議な女
涙の従軍


国際都市ハルピン(竹田厳道)
北海の首都
郊外にそびえる志士の碑
ソ連機浜江駅を初爆撃
複雑深刻な白系露人
降伏、秦総参謀長ハルピンヘ
敗戦に咲いた姫ユリ一輪
なだれこむ避難民
酒と女で買収
大連ヘ
ホラ銓難局処理に登場
発疹チフス全市にひろがる
日本人新開発刊さる
ハルピン入城の二つの顔
引揚げ決定にうれし泣き
プラオに生きた拓魂(上田信)
開拓農業実験場
昭和十四年、道庁の夏
風連村の出会い
舒蘭開拓農業実験場
敗戦のあらし
酪農八紘村開拓団
月寒の丘に
馬産開拓国への移行

第二の屯田兵実らず(上田信)
屯田兵の血を継いで
義勇軍から義勇隊へ
志願者は年ごと減少傾向
まだ子供じゃないか
昌図事件

戦わざる覆面軍(北崎学)
覆面将軍満州に現わる
覆面をぬぐ日はいつ
東部方面鉄壁の配備
戦わんかな
最後の支柱は抜かれた知らぬが仏
不意をつかれた国境の町
ぼう然、憤怒、不安
中立条約今や夢
しかばねの避難列車
とり残された女学生部隊
晴れ着の赤ん坊
関東軍壊乱
書かざるの記

北鎮台の守備兵(西村忠郎)
原野を行く軍用列車
二六八三〇部隊
暁にひびく非常ラッパ
北鎮台要塞へ
列車を襲撃するソ連機
陣地構築
砲爆撃の返礼
白旗と気球
酔いどれ兵士
武装解除
落伍すれば殺される
孫呉の町
猟犬のように
作業大隊北へ

秋風ホロンバイル(三田真大)
悪いのはどっちなのだ
栄光の第七師団、その戦力
第七師団の編成と動員期間
出動前夜
ロッコンサイギ
決戦の時来る
雨中の暗夜行路
部隊長を突き飛ばす
血をなめる
メスを軍刀に代えて
屈折する”戦場心理”
壮絶日の丸高地の争奪
”死神”のイタズラ
”出過ぎている”生への執念
歌う兵隊
”積丹のカッパ”
ああ、フイ高地
風あり支那柳
アリ地獄の惨状
軍旗を守って「殊勲乙」
子供を思う勇士
友情の戦訓
七師団の開拓者魂
一発対百五十発
決死のにぎりめし
草も地も哭け
戦訓生かされず
ノモンハン以後
終わりに

弥栄に求めた新天地(大籠辰夫)
満州行を決意
道場に鍛える
大陸へ一歩
結婚着々と歩む
応召、そして敗戦
妻子のために
夢破れる
引揚行
青かった祖国日本
第二の賭けに・・・
土着の執念で、第二の開拓へスタート
フキを食糧にして
初めての炭焼
転機に新たな闘志
額に浮かぶ喜びの汗
酪農に目覚める
発展の道へ踏み出す
しょう酎を飲みながら
息子に引継ぐ果実
精神力とは・・・
年老いて今・・・
酪農庭園を目指して
弥栄に骨を埋める
新潟・清和開拓国(鷲頭典彰)
国境の開拓地
満人女の予言
一字違いの悲劇
宝清事件
佐渡事件で全滅す
戦後の開拓民

帰らざる五千人(米田満)
戦後は終わらない
昭和十三年から入植
水稲づくりに大きな希望
ソ連参戦を知らず
棄民の怨念