大東亜戦史 4
目次
われらに光を(谷口五郎)
東は東、西は西
ニャイ
独立への殉教運動
政治的開眼
スカルノとハッタ
独立宣言
*
陣痛四十八時間(梶谷善久)
その日の二巨頭
深夜の訪問客
民族旗のひるがえるまで
交渉決裂
独立宣言の起草
*
ジャワの日本人(河合政)
ペンの抵抗
メンツさまざま
国際結婚と落とし子
フォン・エンディ女史
ダイヤモンド事件
ある脱走兵の告白
キャンプ夜話
暴力
先駆者の死
*
日本人苦力(河合政)
死臭の中に
死体引き揚げ作業
どこまで隠忍するのか
英・インド軍の報復
日本人を冷笑
帰遷を楽しみに重労働
すべてをあきらめて
*
昭和の桃太郎(谷口五郎)
桃太郎の由来
スマランの邦人救助
犠牲の償い
*
死刑囚(河合政)
チデンの鬼
死刑
憎悪と報復の裁判
歌をつくろうかな
*
赤道の獄(為田大五郎)
憲兵つるし上げらる
割り切れない敗戦
きのうの友は・・・
六人の別れの宴
銃火の中に・・・
獄中の戦史
地獄耳
獄中の危機
眠られぬ夜
思わぬ救いの神
ジャワのあけぼの
*
テガル太平記(富永成弐)
テガル案内
消えたダイヤ
流賊
閣の中の日本語
山賊の本拠へ
闘鶏
マージャン
涙の別れ
*
スマラン事件(町田親一)
日本人逮捕の秘密命令
みな殺し
生々しい血書
*
スラバヤ回想(阪本泉)
オルデルリン・プラン
のどかな戦場
買い歩きする日本人
なじむ店員
虎の威を借るキツネ
副官の嘆き
首実験
行きがけの駄賃
*
ジャワ新開始末記(谷口五郎)
裏町で賃刷り
鋳造機を空輸
新聞の官報化
占領新聞の最後のあがき
解放された新聞へ
*
クリスマス島(阪本泉)
準備整うX作戦
船中の酒もり
若い陸戦隊長の憂愁
海底に踊る敵潜
白旗の島へ
丸木橋の土着民
サンゴ礁を踏んで
戦いをきらうインド兵
置き去られた航海長
なぐられた監督官
燐鉱の島
引き揚げ命令くだる
沈む軽巡那珂
未練は残る
*
インドネシアとともに(谷口玉郎)
紳士的だった在留邦人
新しいインドネシアとともに
緊張するオランダ
引き揚げそして従軍
ラーデン・スジョノ
上陸作戦に従事して
インドネシア・ムルデカ
バタビアへ
憲兵隊の無軌道
ハッタ・ネールと交友
ハッタ遠島さる
八紘一宇への疑念
スカルノ現わる
全国遊説と逮捕
スカルノ法廷で叫ぶ
抗日協力を拒否
対日協力に賛否両論
困迫した自給経済
企業転換
インドネシアは踊らず
日本司政官に失望
恐怖政治
祖国防衛に立つ独立へ
独立宣言の促進者
混乱の予感
ムルデカ
どろぼうの街ジャカルタ
ラト・アディル運動
生活と信仰
英軍蘭の進駐
自暴自棄の日本人
オランダいらだつ
日本軍の引き揚げ望む
タン・マラッカの革命理論
英国の独立あっせん
独立一周年式典
日本軍の復員完了
最後の独立闘争
*
南海銘々伝(斉藤良輔)
ドミノの刺青
親分まかり通る
男をあげた天長節
虎の威借るトラ
香料の島テルナテ
幻滅の王妃
盲爆の効能
沢潟屋の登場
首狩り部落の一夜
食犬人種
*
ミナハサ風土記(斉藤良輔)
落下傘部隊と除戦隊
空の神兵
地空一体の挟撃作戦
ミナハサ娘のあこがれ
日本的風土
異国にわくノスタルジア
お客さんの来訪
陸戦隊員のうっ憤
民政官の横暴
陸戦隊ミナハサを去る
*
陸戦隊遠征(斉藤良輔)
遠征隊の出動
江戸っ子と九州健児
艦中に咲く花
祖国の危機も知らず
*
北ボルネオの夢(神谷諦雅)
黒い王様の憂うつ
白人ラジャと勲章
キナバルの怪
ダイヤク・カンポン
映画「三人は帰った」
*
バリックパパン(二宮順)
神秘な未開の島
音楽の民
月夜の空襲
ボルネオ
ダイヤ
*
ポンチァナック(平尾久則)
平和境に出た幽霊
事件の発生
流言の町
邪魔者は殺せ
黄道光に立つ赤道標
*
バンジェルマシン事件(奈良弘美)
プロローグ
首謀者全員を銃殺
事件のあらまし
諜報活動
回想の手記から
広がる恐怖
刑場へ
朱に染まって
*
首実験(上野悟郎)
*
苦しい回想
テニス・コートに監禁
なぐる、けるの虐待
首実験
突然の集合
無気味な笑顔
暗く重い軌跡
*
アチエ秘密工作隊(梶谷善久)
F機関工作進む
部隊本部へ来た男
ジャンクに乗って
富士山同盟
監督官を一刺し
一斉蜂起めざして
コタ・ラジア入城
*
スマトラの熱い日(泉隆)
混血娘の秘密情報
メラピー伝説の禁止者
案じた友は・・・
三吉の急報
酔漢の言葉
ティダトング
百年の鎖
夢去りぬ
州長官の願い
信義と友情はいずこ
インドネシア独立のために
妻子のもとに
燃え上がる心
武器を求めて
帰らぬ人たち
日章旗とともに
*
天下征討(鈴木正七)
*
大南方軍
威集団
第二十五軍の配備
内懐地帯の夢破る
杞憂と現実
はかなき作戦
天皇の股肱
軍の威信
決戦のとき遅く
ダラットに病む
*
インドネシア風物誌(谷口五郎)
空から見たインドネシア
衣料と生活
住居と生活
食糧と生活
宗教と生活
*
月明のジャワ海(若月五郎)
スラバヤ沖海戦
魚雷命中せず
夜戦に賭ける
バタビヤ沖海戦
エクゼターを包囲攻撃
*
インド洋の狼(若月五郎)
覆面艦隊
コロンボ空襲
覆面をぬいだ小沢艦隊
トリンコマリー空襲
*
空の十字路(佐々木碩也)
米軍鼻の先へ上陸
われに一兵の予備兵なし
後退また後退
苦戦する航空隊
ラバワルの空
大戦果はつくられる
失われいく優秀な母艦飛行機隊員