図書ダイトウア センソウ ゼンシ000045985

大東亜戦争全史

サブタイトル1~10
明治百年史叢書 第35巻
編著者名
服部 卓四郎 著者
出版者
原書房
出版年月
1965年(昭和40年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
6,32,1086,図版[33]p : 挿図
ISBN
4562001275
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/H44
保管場所
閉架一般
内容注記
大東亜戦争重要史実一覧表:p[1023]-1071 付(別冊 図版16枚):大東亜戦争全史付図付表
和書
目次

目次

自序
第1篇 開戦の経緯
歴史的展望
明治大正時代
満洲事変
支那事変
支那事変を繞る列国の動静
第二次近衛内閣の登場と新国策の決定
第二次近衛内閣の登場
画期的新政策
新政策の意義
日独伊三国条約の締結
同盟の主なる対象の変遷
松岡・スターマー会談
御前会議
条約の成立とその後の発展
支那事変解決の努力
北部仏印進駐
対華長期戦態勢への転移
国内体制の強化
対南方施策の進展
対蘭印施策
対仏印、泰施策
「時局処理要綱」の清算
日米交渉の開始
事前工作
日ソ中立条約
日米諒解案の到着
松岡外相帰朝後の折衝
南部仏印進駐
南方情勢の悪化
南部仏印進駐決定の経緯
平和進駐
独ソ開戦に伴う新国策
大本営陸海軍部の討議
松岡外相の対ソ開戦論
七月二日の御前会議
関特演
対米英蘭戦争を辞せざる決意
松岡外相の退場
日本の苦悶
「帝国国策遂行要領」の討議
九月六日の御前会議
御前会議決定に基く政戦略の進展
対米英蘭戦争決意
東條内閣の出現
国策の再検討
深夜の激論─歴史的連絡会議
十一月五日の御前会議
開戦の聖断
平和への最後的努力
併進する戦争準備
万事を決したハルノート
開戦の聖断下る
対米交渉打切り通告

第2篇 開戦
日本の統帥及び戦争指導機構
統帥機構
戦争指導機構
戦争計画の基礎的諸問題
国防方針、用兵綱領、年度作戦計画
戦争相手─米英蘭の可分不可分論
欧州戦局及びソ連の動向判断
南方攻略範域及び攻略順序
開戦時機
敵国の軍事情勢
物的国力の推移判断
作戦の見透し
戦争指導計画
戦争目的
戦争終末促進に関する腹案
戦争経済基本方略
占領地行政実施計画
日独伊提携強化方策
対泰施策
対和蘭措置
大本営の作戦計画
陸軍の作戦計画
海軍の作戦計画
開戦時の日本陸海軍
陸軍兵備
陸軍作戦資材の整備及び軍需工業
教育訓練
陸軍の戦争発起態勢
海軍兵備及び訓練
海軍の戦争発起態勢
戦争発起
進行作戦開始命令
十二月八日
ハワイ作戦─真珠湾攻撃
作戦準備
機動
攻撃実施及び帰還
奇襲成功の真因─ロバーツ委員会報告

第3篇 進攻作戦
南方攻略作戦の初動
南方軍及び聯合艦隊の指導
対泰進駐
マレー作戦の発起
英東洋艦隊の覆滅
比島作戦の発起
中国方面の作戦
香港攻略作戦
租界の処理と米英武力の掃蕩
開戦に伴う対重慶作戦
中南部太平洋方面攻略作戦
グヮム島の攻略
ウェーキ島の攻略
長躯ラバウルの攻略
南方攻略作戦の進展
シンガポールの攻略
マニラの攻略
ビルマ作戦
蘭印の攻略
バターン半島攻略戦
攻略作戦終末に伴う戦争指導
進攻作戦の進展に伴う政略施策
世界の情勢及び既得戦果の判断
濠洲攻略等に関する陸海軍の論争
爾後の戦争指導大綱
外郭要地に対する作戦
セイロン島に対する航空進攻作戦
ポートモレスビー海路攻略作戦と珊瑚海作戦
フィジー、サモア、ニューカレドニヤ
ミッドウェイ、アリューシャン
米機の本土来襲
米機動部隊の出現と我が海軍の邀撃準備
敵機の奇襲
浙[コウ]作戦の発動
ミッドウェイの敗戦とアリューシャンの攻略
作戦地方面の状況
ミッドウェイ、アリューシャン作戦の構想
ミッドウェイ作戦の経過
アリューシャン要地攻略作戦の経過
海洋主動権の転移と敗戦の秘匿
防衛態勢の整備
大本営の指導
南方占領地行政の滲透
陸軍の重慶進行作戦構想

第4篇 米軍の反攻開始
ガダルカナル島を中心とする南東太平洋の激闘
大本営の情勢判断と処置
一木支隊の攻撃と第二次ソロモン海戦
海軍によるミルン湾攻撃
大本営の指導と川口支隊の攻撃
南海支隊の攻撃
第二師団の攻撃準備とサボ島沖夜戦
第二次総攻撃の失敗
大本営のガ島奪回新構想と
国力の造成と作戦との調整
戦争指導の鍵、船舶問題
海軍のタンカー解傭繞る論争
七月陸軍二〇万総噸の徴傭
敵の反抗激化に伴う世界情勢判断
ガ島を繞る深刻な船舶の苦悩
十二月十日の御前における大本営政府連絡会議
対華政戦略の変貌
対華戦略の転換─対支処理根本方針の御前会議決定
新政策の発動
ガダルカナル島よりの撤退
第八方面軍頽勢挽回の努力
大本営のガ島撤退の決心
ガ島撤退
ブナ地区よりの撤退
戦勢主動権の転移
情勢の進展に伴う対独伊施策
印度、アラビアに関する日独伊三国共同宣言問題
独ソ和平問題と独の日本に対する対ソ参戦要望
遣独伊連絡使節の派遣
昭和十八年二月末における世界情勢判断

第5篇 前方要域における作戦
南東太平洋方面の戦備強化
ダムピールの悲劇
ソロモンよりニューギニヤへ
母艦航空兵力のラバウル進出と山本元帥の戦死
東部ニューギニヤの戦備強化
ニューギニヤ脊稜山系内飛行場
ソロモンの防衛強化
南西方面の戦備強化
昭和十八年初頭の敵情判断
南西方面作戦要領の決定
第一次アキャブ作戦と北ビルマの掃蕩作戦
ビルマ防衛機構の刷新強化
第十九軍の新設その他
太平洋離島の戦備強化
海軍の戦略思想
第一次陸軍兵力の派遣
新聯合艦隊司令長官の統帥
アッツの玉砕
北東方面に対する大本営の指導
アッツの死闘
キスカの撤退
南東方面における敵反攻の激化
敵の攻勢開始
中部ソロモンの作戦
サラモア地区の激戦
戦勢北部ソロモンへ
戦局ダムピールへ移る
大東亜政略指導
対華新政策結実への努力
大東亜政略指導大綱の御前会議決定
ビルマの独立
フィリッピンの独立
自由印度仮政府の樹立
東印度原住民の政治参与
対タイ施策
日華同名条約の締結とその後の重慶政治工作
大東亜会議
情勢の推移に伴うその後の対外施策
戦争指導に関する日独の見解対立
対ソ静謐保治の努力
伊国の降伏と三国共同戦争の破綻
カイロ会談及びテヘラン会談と欧洲和平説

第6篇 絶対国防圏の作戦
絶対国防圏の設定とその政戦略
概説
大本営の敵情判断
大保寧作戦方針の変更
九月二十五日の連絡会議
戦争指導大綱の御前会議決定
その後の船舶問題
国内施策の進展
新作戦方針に基く大本営の指導
中南部太平洋方面作戦要領の発動
南東方面
濠北方面
中部太平洋方面
国防圏前衛線に対する連合軍の急迫
現地軍の持久作戦計画
ダムピール西岸の激闘とボーゲンビル島の無力化
ギルバートの失陥とフィンシュハーフェン奪回企図の放棄
西部ニューブリテンの激闘とダムピールの崩壊
マーシャルの失陥とトラックの無力化
ラバウルの孤立
絶対国防圏の縦深的強化
虎号兵棋
中部太平洋に対する兵力増強
北東方面の戦備強化
台湾及び南西諸島の戦備強化
南方軍の新態勢
十一号作戦準備
本土防衛態勢の強化
「あ」号作戦計画
決戦の機迫る
作戦計画
聯合艦隊の準備
西部ニューギニヤの作戦
濠北の作戦準備
ホルランジャの防衛
サルミ作戦
ビアク作戦
アイタペ作戦
マリアナの失陥
敵のマリアナ来襲
マリアナ作戦─「あ」号作戦
太平洋の防波堤潰ゆ
グヮム、テニアンの失陥
東條内閣の総辞職
マリアナ敗戦の衝撃と和平機運の萌芽
東條参謀総長の更迭
重臣及び木戸内府の動向
内閣買いぞの行詰りと総辞職
重臣会議
小磯・米内連立内閣の成立

第7編 大陸方面の作戦
イムパール作戦
印度進攻作戦構想の芽生え
作戦準備発効の経緯
怒江及びフーコン作戦の展開
イムパールに向う進攻作戦
イムパール作戦の頓挫
ジビュー山系への退却
第二十八軍の作戦
雲南及び北ビルマの作戦
フーコン作戦の終焉
ミートキーナの失陥
雲南正面第五十六師団の奮戦
断第一期作戦
拉孟、騰越守備隊の玉砕
断第二期作戦
第五飛行師団の奮戦
大陸打通作戦
作戦準備
支那派遣軍の作戦指導
京漢作戦─コ号作戦
湘桂作戦の敢行─ト号作戦

第8篇 比島決戦
小磯内閣の基本政策
マリアナ喪失に伴う大本営陸軍部の戦争指導構想
最高戦争指導会議の設置
国力の推移とその後の見透し
世界情勢判断及び戦争指導大綱の御前会議決定
小磯内閣の対外政策
対ソ施策
対独施策
対重慶政治工作
対仏印工作
小磯内閣の国内施策
輿論指導
国内警防施策
綜合計画局の設置
捷号作戦準備
大本営の新作戦方針
捷号作戦準備要綱
戦術、戦法に関する新構想
現地各軍の捷一号作戦準備
聯合艦隊の捷号作戦準備
比島決戦の概定と台湾沖航空戦
ペリリュー、モロタイの戦闘
決戦方面の概定
台湾沖航空戦
レイテ決戦の発起
敵のレイテ来攻
捷一号作戦の発起
航空作戦
地上作戦
油槽船問題
レイテ沖海戦
聯合艦隊の作戦要領
海上各部隊の機動
サマール沖作戦
レイテ決戦
大本営の指導
航空作戦
第三十五軍のレイテ会戦
レイテ作戦の終結
船舶問題
機密戦争日誌の記事

第9篇 本土決戦
南北両国防圏域の分断と日満華の孤立化
昭和二十年初頭の戦争指導
日満華態勢の強化
本土防衛のための国内施策
昭和二十年二月における世界情勢判断
大本営の新作戦方針及びこれに基く作戦準備
情勢判断
本土防衛体制の概觀
新作戦方針
全般指導
本土方面の作戦準備
台湾及び南西諸島方面
中国方面施策戦準備
富号作戦─風船爆弾攻撃
中国及び南方方面作戦の状況
湘桂作戦の終結
フィリッピン方面の持久作戦
イムパール作戦後のビルマ
南西方面の防衛
戦争指導上の諸問題
戦争指導機構問題
陸海合同問題
硫黄島の作戦
彼我の情況
硫黄島の攻防
沖繩作戦
九州沖航空作戦
米軍の沖繩上陸
航空総攻撃と第三十二軍の戦闘
天号作戦の続行
沖繩の失陥
大本営の本土決戦準備
決号作戦準備要綱
本土の決戦統帥組織
航空及び海上部隊の作戦計画
敵情判断
本土決戦の思想と戦法
主要方面の作戦計画
九州及び関東に対する米軍攻撃要領の判断
西日本における作戦準備
東日本の作戦準備
北東及び朝鮮の作戦準備
対ソ作戦準備
ソ連の対日企図判断
対ソ作戦方針の改定
関東軍の対ソ作戦準備
関東軍の増勢
北東方面等の対ソ作戦準備
本土における防空作戦
本土防空の基本理念とその適用
防空組織
防空作戦準備
空襲の激化とわが防空作戦
空襲被害

第10篇 終戦の経緯
鈴木内閣の成立
天皇の御憂慮
小磯内閣の崩壊
鈴木貫太郎大将の登場
組閣に関する陸海軍との折衝
組閣の完了と外相問題
対ソ工作の開始
対ソ工作討議への動き
五月中旬の対ソ工作秘密討議
対ソ予備交渉の開始
本土決戦国内態勢の整備
軍事特別措置法
船舶、港湾の一元運営
地方行政組織の臨戦化
国民戦闘組織
戦時緊急措置法
六月八日の基本政策
本土決戦政策確立への動き
国力の現状
世界情勢の推移判断
戦争指導の基本大綱
六月六日の最高戦争指導会議
六月八日の御前会議
天皇の終戦御意図
天皇の終戦御意図
混乱した臨時議会と内閣
木戸内府の時局収拾対策試案
陛下の六巨頭召集
対ソ工作の具体化
ポツダム宣言
米英支三国宣言の発表
日本の態度
原子爆弾とソ連の参戦
原子爆弾
ソ連の参戦
終戦の聖断─八月十日の御前会議
八月九日の最高戦争指導会議
和平についての最初の閣議
八月十日の御前会議
聖断に伴う対内外措置
終戦の聖断─八月十四日の御前会議
四国回答の接受
再び分裂した閣議及び最高戦争指導会議
八月十四日最後の聖断遂に下る
終戦の詔書発布
機密戦争日誌

第11篇 終戦
停戦
承詔必謹
大本営の停戦指導
復員の開始
降伏
連合軍の進駐
降伏調印
本格的復員の開始
対ソ方面部隊の終戦
対ソ戦の開始
関東軍の対ソ作戦
関東軍の終戦
樺太、千島方面の対ソ戦及び終戦
シベリア抑留と引揚げ
外地部隊の終戦
中国方面部隊
フィリッピン方面部隊
ビルマ方面部隊
その他の南西方面部隊
南東及び中部太平洋方面部隊
東部ニューギニヤ方面
ラバウル及びボーゲンビル島方面
中部太平洋方面部隊
引揚げ及び復員
概況
中国軍管区
東南アジア軍管区─英軍管区
濠軍管区と米軍管区
占領下の日本
占領統治の機構
戦禍、失われたるもの
あとがき
大東亜戦争重要史実一覧表(自一九四〇・七─至一九四五・十一)
余録
編集余聞
所懐の一端
刊行のことば
別冊あり
附図附表目次あり