零戦、かく戦えり!
目次
はじめに
第1章 零戦前史 海軍戦闘機隊の草創から支那事変まで
ぐうたら人生 ドジな失敗の記(青木與)
悔なきわが青春(相沢八郎)
二十数機対三機の決闘(相生高秀)
思い出(羽切松雄)
私の大村基地(磯崎千利)
特三物語(田中國義)
海軍戦闘機操縦員として(安部安次郎)
戦闘機隊飛行隊長について(真木成一)
回想譜(相生高秀)
第2章 零戦の登場
零戦を想う(羽切松雄)
すばらしい零戦(岩井勉)
零戦初空戦に参加して(三上一禧)
第3章 大東亜戦争開戦
航空母艦の発着艦経験(山本重久)
真珠湾攻撃と海軍航空隊(志賀淑雄)
真珠湾、ミッドウェー、そしてガダルカナル(藤田怡与蔵)
開戦時、比島攻撃に参加して(坂本武)
第4章 珊瑚海からミッドウェーへ
珊瑚海空戦記(山本重久)
沈みゆく飛龍と涙の訣別(木村惟雄)
ガダル上空、青い目の好敵手(原田要)
第5章 空と海を紅に染めて―死闘ソロモン
若き日の想い出(三上光雄)
初陣!ラバウルのパイロット(山口慶造)
六〇年前の五月十九日(大原亮治)
第二五一戦闘機隊(大野竹好)
零戦三機も海底に沈めた思い出(小町定)
九〇二空「霊水戦」トラック戦記(神山猛次)
第6章 比島攻防戦―特攻の始まり
私の海軍時代(岩下邦雄)
燃えた日々(杉田貞雄)
嗚呼神風特別攻撃隊(相良六男)
特別攻撃隊に思う(佐伯美津男)
特攻隊の誘導直掩(角田和男)
第二神風特別攻撃隊忠勇隊を掩護して(笠井智一)
比島へ零戦最後の空輸(柏倉信彌)
悲運の紫電隊第三四一海軍航空隊(岩下邦雄)
第7章 沖縄―本土防空戦
神風特別攻撃隊第二御盾隊、帰還せり(長先幸太郎)
神風特別攻撃隊員の魂、未だ死せず(今泉利光)
ノンフィクション?(湯野川守正)
天雷特別攻撃隊(内藤宏)
終末搭乗員と末期築波空の回想(寺島幸夫)
幻の零戦・六三型内(草間薫)
妄想―予備学生(木名瀬信也)
予備学生奮戦記(細川八朗)
鴛渕隊長、武藤少尉の戦死(源田實)
源田實海軍大佐と制空権獲得(山田良市)
さらば「菅野大尉」(三上光雄)
相模湾上空の空中戦(森岡寛)
京都嵐山美術館の零式艦上戦闘機(吾妻常雄)
第8章 闘いすんで
八月を迎えて(栗田徹)
敗戦の日、スピットファイア追撃記(阿部三郎)
初陣と終戦(島地保)
大村基地海軍航空隊終焉(志賀淑雄)
千歳空の思い出(指出純夫)
付 追悼・開発・復元
大先輩源田さんを偲ぶ(山田良市)
源田さんの思い出(小林巳代次)
故柴田武雄大佐を偲んで(志賀淑雄)
先輩羽切松雄分隊士を偲ぶ(大原亮治)
技術者冥利(曽根嘉年)
紫電改の空中分解(樋口周雄)
二〇ミリ機銃のこと(川上陽平)
思い出すままに(西良彦)
海軍航空技術に革新をもたらせた人々(松崎敏彦)
前翼(エンテ)型局地戦闘機「震電」(鶴野正敬)
零式艦上戦闘機の復元(平山助成)
あとがき(神立尚紀)
資料―海軍搭乗員の養成コース、関連年表ほか