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開戦通告はなぜ遅れたか

サブタイトル1~10
新潮新書 76 昭和史発掘
編著者名
斎藤 充功 著者
出版者
新潮社
出版年月
2004年(平成16年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
191p : 挿図
ISBN
4106100762
NDC(分類)
391.6
請求記号
391.6/Sa25
保管場所
開架一般
内容注記
参考文献・書籍:p185―187  太平洋戦争開戦史、及び新庄健吉に関する年表:p188-191
和書
目次

目次
第1章 ワシントンDCで行われたある日本人の葬儀
五十五分遅れた「対米覚書」
午前九時、日本大使館はその時―
東京発「九〇二号電」
「大使館の怠慢」という定説
協会の葬儀会場で
一等書記官の「記録」
明かされた「遅延」の真相
戦後も封印された史実
ワシンドンDCを訪ねて
第2章 なぜ葬儀は隠されたのか?
「若松会」は知っていた
「外務省を侮辱する言説」
東條のトリック
もう一つの推論
戦後、外務省が隠蔽したこと
第3章 陸軍主計大佐・新庄健吉
若かりしエリート主計将校
国家経済をグランドデザインする
岩畔豪雄が画策した「経済謀略説」
中国での軍票工作
恋に落ちた数字の実務家
第4章 対米諜報に任ず
龍田丸に乗り合わせた三人
“要注意行為人物”
三井物産ニューヨーク支店を本拠に
寺崎のスパイ・ネットワーク
七月のターニングポイント
厳重なFBI監視下で
筒抜けだった暗号電
「第一次報告書」の完成
戦争指導者の杜撰な見通し
「新庄レポート」の行方
苛立ちとあきらめ…
「対米英蘭戦を辞せず」
開戦すれば日本は負ける!
第5章 謎の死
ワシントン着任
迫り来る日米開戦
「開戦ノ翌日戦線ヲ布告ス」
囁かれる謀殺説
拒否されたカルテの公開
野村大使と無言の帰国
死して三度、葬儀が行われる
「数字は嘘をつかない」
歴史の皮肉
あとがき
参考文献・書籍
太平洋戦争開戦史、及新庄健吉に関する年表