図書センソウ ノ キオク000045887

戦争の記憶

サブタイトル1~10
問われているのは何か
編著者名
文教広場 [編]
出版者
市井社
出版年月
2004年(平成16年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
367p
ISBN
4882080672
NDC(分類)
916
請求記号
916/Y19
保管場所
閉架一般
内容注記
編集主幹:山田武秋  別タイトル:文教ひろば共著集(背による)  参考資料・参考文献あり
和書
目次

目次
序章
花の蕾のまま国に殉じた学友(中村敏子)
第1章 戦時下の暮らしと青春
精神の傷を超えて(赤瀬雅子)
裸の出発(有吉攝)
銃後の国民学校(小学校)時代(伊藤克俊)
「生きられないかも」とおびえつつ生きて(岩川久子)
いくつもの悲しみと困難をもたらす戦争(太田朋子)
子どもの眼から見た戦争(太田原弘)
反戦主義者から愛国少女へ(熊谷榧)
グレートマザー(佐々木エツ子)
私と戦中の覚え書き(谷季用充)
岸壁の母(中塚嘉津江)
鮮明な記憶(平山貞)
平和を願って(横須賀良子)
第2章 戦場、軍隊生活の真実
幾度か生命の危機に直面して―終戦直後まで中国東北部の病院長、その後八路軍医留用の父の遺稿より(有馬榮徳)
師団経理部将校として(川邊岩太郎)
史上最大の軍隊内反乱―「館陶事件」に遭う(岸本清夫)
佐世保海兵団の思い出(直野良明)
戦史に刻まれなかった特幹生の青春(中塚重耕)
死地からの帰還(松浦道一)
祖国に命を捧げて(松枝寅夫)
海軍技術将校の目から見た大東亜戦争(安田忠雄)
第3章 学徒動員、特攻隊―戦争に狩り出された若者たち
忘れられぬ人々―海軍兵学校受験によせて(岡部康)
学徒動員の思い出(数野寛)
特別攻撃隊員の遺言状(川崎真理子)
終戦のあと、さき―太平洋戦争に憶う(雀部虎四郎)
戦下青春はるかなり(佐藤秀千代)
私の青春の夢を傷つけた戦争(佐野耕三)
嗚呼!学徒出陣―戦地赴任編 当時二十歳(山本寿夫)
一枚の写真(安野伊津雄)
自らの心(山崎弘)
第4章 空襲、機銃掃射の恐怖と悲惨
わが心に生きる大東亜戦争(蟹江匡)
生涯忘れられない日(工藤成江)
艦載機グラマンの恐怖―(記憶)歴史の遺産は残したい(高橋雄四郎)
機銃掃射におびえ逃げまどった少女時代(横山代枝乃)
防空壕(吉田孝夫)
第5章 終わらない戦争
シベリア鉄道―俘虜輸送列車一カ月一万キロメートルの旅(石沢隆太郎)
私の八月十五日―終戦からの二十日間の回想(小川清彦)
郷土の土をふみしめて―ソ連から帰っての記(加藤一英)
引揚船航海記(品川清美)
戦(いくさ)の不条理―敗退・敗績の後事(吉峰泰夫)
第6章 教育を破壊した戦争
人間は偉大である(東昭吉)
戦中、戦後の反戦ロマン(小川再治)
戦争末期、教職に就いて(坂口義幸)
「学童疎開」の展開とその意味(佐々木直剛)
生涯現役(塩田啓二)
戦争が実現した私の夢(白戸とよ)
余生を生きる(田幸敏治)
日本にあった「教育の空白二年間」(千葉行)
「いのち」を教える敎育、「いのち」を育てる体育(三井島智子)
私の幼少年時体験と師の人間教育(三野秀富)
戦争の混乱を乗り越えて(望月和子)
第7章 さまざまな戦後―日本人は戦争をどう教訓化したか
大学餅とAさん(今井良夫)
戦争って楽しい面白い(栢乃静)
「和」は次世代に福を残す―華人宣撫官の遺稿(岸本清夫)
救国の聖将東郷平八郎元帥(北内幸男)
戦争の記憶(木原範恭)
大東亜戦争とアジア諸国の独立(桑木崇秀)
再び「戦争の惨禍」を繰り返さぬために―「絶対平和への四段階」構想の全目標の早期実現を目ざして(小牧久時)
今、「リチャード三世」(佐々木エツ子)
日本人は負戦から何を学んだか(上木繁幸)
いくさのこと(新免彰之)
「愛はまなばれていない」(鈴木千寿)
日本再生こそ焦眉の急―アメリカの飼犬となる勿れ(中田清康)
私の戦後(西岡秀子)
戦争の歴史的事実(橋本彰夫)
戦争への想い―流血の地球文化「戦争」の絶滅を願う(宮本日出雄)
再びきしみ始めた戦争の記憶(柳洋子)
幸せの成る木を育てよう(山田巖稔)
終章
少年期戦争の記憶・記録―私の家族・中学一年時母校空爆全焼の現場体験と米軍資料等より(有馬榮徳)
あとがき