図書グンジ エンゴ ノ セカイ000045849

軍事援護の世界

サブタイトル1~10
同成社近現代史叢書 7 軍隊と地域社会
編著者名
郡司 淳 著者
出版者
同成社
出版年月
2004年(平成16年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
10,235p : 挿図
ISBN
4886212867
NDC(分類)
369.39
請求記号
369.39/G94
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p225-231
和書
目次

目次
はじめに
第1章 「隣保相扶」の創出
軍隊と地域社会
埼玉県下の軍事保護
救護の実態
内務省の対応
下士兵卒家族救助令の制定
法の内容
救助方針
施行状況
井上友一の救護観
「隣保相扶」の創出
第2章 東京府下における軍事援護の展開
「隣保相扶」の主体
村団体の組織形態
国費救助の委任
国費救助の実態
北多摩郡の状況
「隣保相扶」の崩壊
第3章 「隣保緝睦ノ実」-馬込村勇兵会の活動
「村内救護ヲ要スル者ナシ」
勇兵会の設立
活動の内容
国費救助の拒否
救助の論理
「隣保緝睦ノ実」
第4章 癈兵院の設立
東京癈兵院の開院
山県意見書
法の内容
陸軍省の意図
家族扶助料の支給
升田憲元の批判
院内生活の実態
収容者のありかた
家族をめぐり
内務省への移管
第5章 「保護」の名の下に
癈兵団の動向
人道上の勇者
「偽癈兵」問題
「保護」の論理
大阪保誉院
授産をめぐり
傷兵院法の成立
傷痍軍人として
傷痍軍人保護施策の始動
終焉
第6章 国費救護への転換
軍事救護法の成立
シベリア戦争の下で
憲兵司令官の危惧
戦争指導の動揺
軍と留守家族
「天子様ノ御蔭」
第7章 救護の構造
軍拡の下で
出願をめぐり
「軍事救護法を仰がざる考に有之候」
共同体規制
恐慌時代の到来
兵役義務者及癈兵待遇審議会
第8章 「国民の隣保相扶」へ-銃後奉公会の成立-
総力戦の構造
「軍事扶助ノ戦時態勢」
軍事援護態勢の構築
「国民の隣保相扶」
銃後奉公会の設置
会員をめぐり
紀元二千六百年記念全国軍人援護事業大会
隣保半の設置
事業内容
軍事扶助事務をめぐり
「隣保相扶」がもたらしたもの
参考文献
あとがき