図書目録メイジ タイショウ ショウワ グンタイ マニュアル資料番号:000045842
明治・大正・昭和軍隊マニュアル
- サブタイトル
- 光文社新書 157 人はなぜ戦場へ行ったのか
- 編著者名
- 一ノ瀬 俊也 著者
- 出版者
- 光文社
- 出版年月
- 2004年(平成16年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 217p : 挿図
- ISBN
- 4334032575
- NDC(分類)
- 392.1
- 請求記号
- 392.1/I16
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 参考文献:p215-217
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
目次
はじめに
第1章 軍隊「マニュアル」の出現-明治一〇年代~日清戦争期
徴兵令の通俗解説書
教科書による兵士教育
徴兵正当化の論理
軍隊は人生学校?
兵士が「書くべき」手紙-「軍人文範」の登場
日清戦争と弔辞「マニュアル」
国家の命運と自己のそれの一体視
【コラム1】兵士の一日
第2章 発達・多様化する「マニュアル」-日露戦争期
英露に対する敵愾心の昂揚
朝鮮人に対する根深い猜疑心
「徴兵忌避」の禁忌を浸透させるしかけ
兵士にとっての法律問題
戦場での死をどのように受容するか
「捕虜=禁忌」という観念
ロシア兵捕虜に向けられたまなざし
社会の輜重兵観
屈辱的な講和条件を受け入れた真相
〝将来の潜在的敵〟アメリカ
【コラム2】兵士の給料
第3章 平和な時代の「マニュアル」-日露戦後~大正期
なぜロシアに勝てたのか
「捕虜になるくらいなら死ね」
負傷した戦友はどう扱うべきか
〝裏「マニュアル〟で処世術を説く
「最後に物をいうのは学力」
社会的イメージを気にしはじめた軍
「父兄は兵士に送金すべからず」
兵士の食事は悪くない
作文を書くことで体制に順応していく
「軍隊=楽なところ」というイメージの流布
精神力重視主義の合理化
平和を謳歌した時期に登場した「玉砕」の語
【コラム3】兵士の死と遺骨
第4章 どろ沼の戦争と「マニュアル」-日中・太平洋戦争期
なぜアメリカと戦争をしなければならないのか
戦争に勝つ見込みはどう説明されていたのか
日中戦争を世界戦争の一部ととらえる認識
迷走する敵愾心の矛先
あるべき銃後の女性像
凱旋のない戦争
遺書「マニュアル」の出現
おわりに
あとがき
参考文献
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