女性誌の源流
目次
はしがき
第1章 女性誌はどんな誕生をしてきたか。
読者層を生む女學校と婦人會の誕生
三大機関誌がつくられた裏側
宗教誌が女性の心を捉えた
明治32年は大きな転換期であった
既婚女性をネラう家庭誌の発刊
少女誌はなぜ誕生が遅れたか
続々誕生する本格的商業誌
ガッチリ会員を掴む機関誌の強さ
〝考える女性〟に訴える雑誌の行くえ
時代に乗り遅れ?機関誌衰退の理由
生活実用を掲げる2誌、世紀の決戦
第2章 女性誌はどんな進化をしてきたか。
教育・啓蒙誌系
綜合誌系
生活実用誌系
文芸誌系
宗教誌系
思想・評論誌系
修養誌系
家庭誌系
専門誌系
PR誌系
第3章 女性誌はどんな題号(タイトル)をつけてきたか。
時代とともに呼び名が移り変わる…「女學」から「婦人」そして「女子」から「女性」へ
なぜか類は友を呼んでみんな仲間に?!「友」か「世界」か、それとも「倶樂部」か
買う方が困っちゃう…こんなにたくさんあった同じ名前の雑誌
題号を大切に守る時代がきた!こうして商標登録が雑誌の世界に
第4章 女性誌はどんな出版広告を出してきたか。
明治10年代の出版広告
明治20年代の出版広告
明治30年代の出版広告
明治40年代の出版広告
大正時代の出版広告
第5章 女性誌はどんな雑誌広告を集めてきたか。
『婦人世界』を裏から支えた津村順天堂と中山太陽堂
第6章 女性誌はどんな情報を送ってきたか。
第7章 女性誌はどんな「読者欄」を設けてきたか。
第8章 女性誌はどんな死に方をしてきたか。
明治初期~10年代(1868~1886)の廃刊状況
明治20年代(1887~1896)の廃刊状況
明治30年代(1897~1906)の廃刊状況
明治40年代(1907~1912)の廃刊状況
大正時代(1912~1926)の廃刊状況
主な参考文献
明治・大正・女性誌創刊年表