忘れていた日本の懐かし言葉
- サブタイトル
- 編著者名
- 出版者
- サンガ
- 出版年月
- 2004年(平成16年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 244p : 挿図
- ISBN
- 4901679066
- NDC(分類)
- 814
- 請求記号
- 814/W44
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 監修:三田英彬 主要参考文献:p244
- 昭和館デジタルアーカイブ
目次
1の章 父・母が語り継いできた昔の美しい言葉
しるしばかりの
顔にもみじを散らす
ゆかしくする
いかばかり
余白を汚す
おかげさまで
ひそみにならう
つつがなしや
覚えめでたい
他。
2の章 「そしり」や「悪口」から身をかわしていた言葉
お前の母ちゃん出ベソ
泣き虫毛虫挟んで捨てろ
親の因果が子に報い
ぶったら豚によく似てる
ここで逢ったが百年目
驚き桃の木山椒の木
がってん承知の助
おととい来やがれ
他。
3の章 「通」だ「粋」だともてはやされた言葉
半畳を打つ
あがり
遅かりし由良助
踊り三人、見手八人
お通し
お愛想して下さい
たっぱがある
春夏冬二升五合
お代は見てのお帰り
他。
4の章 男と女の愛と性の真実の言葉
秋波を送る
わりない仲
磯のあわびの片思い
小股の切れあがった女
夜目遠目笠の内
裏を返す
須磨の浦
三十後家は立たぬ
他。
5の章 躾(しつけ)の中に生きていた親の言葉
わが身をつねって人の痛さを知れ
芸は身を助ける
上を見ればきりがないよ
人さらいに売り飛ばすよ
橋の下で拾ってきた
三尺去って師の影を踏まず
虚仮の一念岩をも通す
家の乱れは女から
他。
6の章 キラッと光る知性あふれる言葉
何をおっしゃる、ウサギさん
おちゃのこさいさい
恐れ入谷の鬼子母神
感謝感激雨霰
その手は桑名の焼き蛤
知らぬ顔の半兵衛
さよなら三角また来て四角
煮え湯をのませる
他。
7の章 季節の移ろいを愉しんでいた言葉
遣らずの雨が七日降る
東風吹かば
花冷えのころ
月に群雲、花に風
秋の日は釣瓶落とし
夜の帳が下りる
山笑う
雪は豊年の瑞
他。
8の章 時代を映し出し流行(はや)り言葉
酒は涙かためいきか
大学は出たけれど
顔で笑って心で泣いて
記憶にありません
おれについてこい
ぜいたくは敵だ
悪い奴ほどよく眠る
他。
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626