図書オボエガキ シュウセン ザイセイ シマツ000045761

覚書終戦財政始末 第9巻

サブタイトル1~10
戦争による国富の喪失と食糧
編著者名
高石 末吉 著者
出版者
大蔵財務協会
出版年月
1970年(昭和45年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
5,6,945p
ISBN
NDC(分類)
342
請求記号
342/Ta35/9
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

目次
第109章 戦後の輸入貿易と食糧事情
輸入貿易のはじまり
戰後の食糧事情
滿洲事變期と支那事變期の食糧需給
滿洲事變前期・滿洲事變期・支那事變期の米国輸移出入高
第110章 戰前と戰時の食糧状態
太平洋戰争期の米国需給
食糧の輸送をはばむ戰局
麥の需給と對外取引
代替食糧の需要と供給
第111章 銃後における戰力の喪失過程
太平洋戰争に動員された陸海軍兵員と軍需産業要員
軍需生産の變化
海運と陸運の輸送能力
第112章 各種産業の戰争被害と終戦時の殘存國富
空襲・艦砲射撃等による動力工業・鐵鋼業・非鐵金屬工業・機械工業等の被害
化學工業と繊維工業の被害
運輸・交通・通信機關・生活用設備品・文化財等の戰争被害
建築物・港灣・運河・橋梁・艦艇・航空機等の戰争被害
戰前・戰時における國富の發展と戰争によるその銷耗
第113章 家屋の燒失
戰後の日本經濟
戰争によつて喪失した建物
第114章 終戰期の食糧
終戰前後の食糧事情
食糧需給の見透し
昭和二十年度の隠し米
第115章 戰後の米麥對策
戰時と戰後の食糧供出
終戰の年のやりくり
戰後の人口増加と昭和二十一米穀年度の食糧緊急措置
終戦時における陸海軍の保有食糧
第116章 闇市場の發生とその消滅
終戰直後の商業形態
第三國人の市場支配
大商業資本の活動開始
市区の整理と闇市場
闇取引きの終熄を誘った公價の引上げ
第117章 必死の食糧斬抜政策
遲配・欠配・切捨の政策
昭和二十一年度の食糧綜合配給高
戰前・戰時・戰後の米價
麥類・甘藷・馬鈴薯・雑穀の政府買入價格と賣渡價格
第118章 戰時中の價格措置
價格形成の組織と物價統制令
價格等統制令の施行
軍需品工場事業場檢査令の制定
地代家賃統制令による賃貸料の抑制
宅地建物等價格統制令の施行
臨時農地價格統制令の施行
株式價格統制令と會社所有株式評價臨時措置令
第119章 戰時中の資金統制法規
臨時資金調達法による事業設備資金の統制
賃金統制令による勞務者給與の抑制
船員給與統制令の制定
會社職員給與臨時措置令の制定
會社利益配當及資金融通令による初期の會社資金統制と日本興行銀行にたいする融資命令
會社經理統制令による法人資金の統制
第120章 インフレーションにおしながされた價格統制法規
物價の抑制政策
金縛りにした物價統制法規
統制法規の崩潰
第121章 國家總動員法の制定とその背景
難航の國家總動員法案
獨・伊・英・チェコ等各國の執つた戰争非常措置と日本の最高戰争指導会議
進取と退嬰に混迷した戰争期の政策
戰争処理の方法を誤つた支那事變
國家總動員法の制定を推進した二つの勢力
第122章 敗れゆく日本
補給しきれない海戰の消耗
太平洋戰争に入つてからの日本
マリアナ戰以後の戰ひ