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覚書終戦財政始末 第5巻

サブタイトル1~10
終戦と軍事借入金の弁済
編著者名
高石 末吉 著者
出版者
大蔵財務協会
出版年月
1970年(昭和45年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
5,5,915p
ISBN
NDC(分類)
342
請求記号
342/Ta35/5
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

目次
第46章 大陸の債務辨濟の飛電
飛電・上海へ
債務辨濟の趣意
蜜電と正電
終戰時の上海
岡崎氏の金引渡しに関する對軍交渉
第47章 蒋介石政権の金引渡要求
重慶政府の儲備券評價
金塊の隠匿問題
軍事債務の行方
北支の金處分
第48章 金の現送
大陸に送られた金塊
円元の聯繋と元貨切下げの問題
輸出調整金制度の出現
第49章 金の國内調達と處分とその経理
金の国内調達と對外現送額
大陸における金の使用
外資金庫の経理顛末
外資金庫に関する聯合軍の質疑
外資金庫の収支
第50章 イヤマーク金の現送と南方諸國(泰國・佛領印度支那)枢軸国(獨逸・伊太利)中立国(瑞典・秘露・亜爾燃丁・ソ聯)にたいする債務處理
泰国の特別円決濟
泰国のイヤマーク金
佛領印度支那のイヤマーク金
獨逸・イタリア・スヱーデン・ペルー・アルゼンチン・ソ聯のイヤマーク金と金塊支拂額
戰争債務の諸形態
第51章 支那事変期の對米金現送と戰後に残された日本銀行の債権と債務
支那事変期の對米金現送額
戦争中に発生した各金融機関にたいする日本銀行の債権
日本銀行の債務
媾和後に残された日本銀行の債権と権務
媾和時まで未處理に終つた日本銀行の債務と減價債権
第52章 軍事貯金・軍事為替・外地貯金等の支拂問題
軍事貯金と外地貯金の支拂問題
郵便貯金関係の未決濟金
郵便貯金会計の混亂
媾和発効時に残つた未決濟金
第53章 生命保険と「中国保険約款」
大陸の生命保険金支拂問題
「中国保険約款」その他の措置
第54章 在外公館等借入金の返濟問題
居留民保護の指令
公館借入金の返濟問題
米價にようる現地通貨價値の取極めと中南支における円貨債務額
借入金のうち返濟額として見積られた金額
第55章 借入金の返濟に関する貸借者と裁判所の見解
裁判問題になつた在外公館等借入金の返済争ひ
東京地方裁判所の判決
朝鮮で貸与された引揚援護費の返濟問題
裁判所の判決
借入金返濟の約定
第56章 復員と引揚援護の豫算
復員将兵・引揚邦人にたいする日本内地の受入体制
ソ聯・その他の蓄からの引揚げ
終戦時の復員費と一般引揚関係豫算
媾和前後の引揚関係費
第57章 留守家族と遺族の援護費
「同胞引揚費」から「留守家族等援護費」「戦傷病者戦歿者遺族等援護費」「軍人恩給費」へ
引揚援護費の変遷
留守家族など援護費の発生
媾和と戦傷病者・戦歿者遺族援護制度の創設
昭和二十八年度から昭和三十一年度までの遺族授護費
第58章 軍人恩給
軍人恩給の復活
昭和二十九年度と昭和三十年度の軍人恩給費
昭和三十一年度と昭和三十二年度の軍人恩給費
終戰期から昭和三十一年度までに使つた敗戰始末費