大田区史 下巻
目次
序(西野善雄)
写真I 新時代へのいぶき
第1章 名主制から
王政復古をむかえて
大区小区制のもとで
地租改正の諸相
神仏分離をめざして
村と学校
鉄道開設前夜
鉄道の開通と住民生活
御雇外国人モースの発見
第2章 「地方自治」への歩み
三新法下の村
村の物産と勧業
農談会ことはじめ
海浜の生活
村の財政と学校の統廃合
窮民の動向
穴守稲荷神社の創建
第3章「帝国議会」下の町と村
町村制の施行
学校生活の諸相
麦藁業の展開
町村の動態
写真Ⅱ 町と村のくらし
第4章 日清・日露のなかで
戦争下の町と村
伝染病をめぐって
水道事業ことはじめ
戦後経営と地方改良事業
近代工業の夜明け
『荏原繁昌記』の世界
写Ⅲ 帝都の近郊として
第5章 大正期の大森・蒲田・羽田
近代工業の展開
都市施設の拡充
「帝都」の近郊として
実業補習教育と青年団
「デモクラシー」下の教育
開けゆく田園生活の諸相
第6章 関東大震災と地域の変貌
震災の規模と影響
交通機関の整備と発展
拡大する市域
労働運動のたかまり
写真Ⅳ 恐慌と戦争のはざまで
第7章 大森・蒲田両区の成立と都市化の進展
市郡併合の区制の施行
都市施設の整備
京浜運河の開削と漁業の破壊
学園都市への模索
羽田の東京飛行場
青年の育成をめざして
花街をめぐる世界
第8章 戦時体制下の区民生活
工業発展と変貌する町
町会・隣組の日々
兵士の戦歴
非常時から戦時へ
兵器廠としての街
国民学校の教育
空襲下の生活
写真Ⅴ 戦災と復興
第9章 占領下の民主主義
終戦の日
占領下の改革
新しい区政への模索
区民と政治
民主教育をめざして
公衆衛生制度の拡充をめぐって
飢餓にさらされて
第10章 復興への足跡
接収と再建の間で
都区復興計画と大田区
公共施設の復興
商店街の形成
海苔業界の再編
特需景気のもとで
教育をめぐる確執
第11章 自治をめぐる行政と区民
行政の展開
区役所と住民
都市基盤の整備
区民の政治行動
警察と消防
商店街の変貌
教育行政の転換
都市の谷間で
写真Ⅵ 新しい街づくり
第12章 高度成長下の生活と文化
産業構造の再編成
内湾漁業の終焉
羽田空港とともに
むしばまれる学校
社会教育の展開
子どもたちの歳月
終章 「平和都市」づくりへの課題
年表
太田区域の町村名の変遷
監修をおえて