証言 第17集(2003)
表紙絵(山中茂樹)/表紙絵「育む」のことば
表紙デザイン(松尾覚)
グラビア/ヒロシマ・ナガサキ58年
巻頭言 二十一世紀を戦争の世紀にしてはならない-「ラッセル・アインシュタイン宣言」を世界に(浜崎均)
日本の核政策を考える(土山秀夫)
広島平和宣言(秋葉忠利)
長崎平和宣言(伊藤一長)
特集1 反核・平和への道-歩み続けた長崎の証言の会三十五年
いま思いを新たに-長崎の証言の会・三十五周年に思う(内田伯)
長崎の証言の会・第一次証言運動(一九六八~一九七八)(広瀬方人)
・第二次証言運動(一九七八~一九八一)(鎌田信子)
・第三次証言運動(一九八二~一九八七)(鎌田信子)
・第四次証言運動(一九八七~現在)(浜崎均)
証言の会二〇〇三年座談会 長崎の証言の会・三十五年を検証する(長崎の証言の会)
出席者 内田伯,鎌田信子,草野十四朗,芝野由和,浜崎均,平野伸人,(司会)広瀬方人,(記録・整理)鎌田信子
傍聴者 末永浩,森口正彦,森口貢,山川剛
証言 消えることなき記憶の中で
私の被爆体験(遺稿)-忘れ得ぬ黒焦げの母子(森勝)
あーっ、太陽が破裂した-わが家の原爆体験記(証言者 山下久米子)
黒い雨が降った-西山町での被爆体験(証言者 松尾チヨ)
被爆荒野の中へ-救援列車機関士の証言(証言者 山中繁良)
或る夏の一日-妹・芳子と姉・千枝子、父・泰助に捧げる(調雅章)
白銀の下から(遺稿)(飯田秋穂)
特集2 被爆地ナガサキに生きる人々の思い-イラク・湾岸戦争のヒバクシャたち
イラク侵攻を考える(戸田清)
劣化ウラン弾・湾岸戦争の被爆者-「イラク・湾岸戦争の子どもたち」写真展(森口貢)
アメリカで反戦を訴えた被爆地の若者たち(山川剛)
届け!私たちのピースメッセージ-長崎市立滑石中学校一年生の取り組み(山本直子)
反核・平和運動-広がる反核・平和への思い
第五回 国連への高校生平和大使
高校生平和大使を務めて(草野史興)
平和大使としての一年をふりかえって(白石優子)
二〇〇二年高校生平和大使の成果(山口晃子)
これでいいはずがない原爆症認定制度-厚生労働省での審査の実態とその背景(山田拓民)
被爆者はどこにいても被爆者(広瀬方人)
二〇〇三・あるアメリカ平和活動家の思い(スティーブ・リーパー)
イラク戦争に反対したフランスで起きていること(美帆シボ)
サンダカン死の行進-二〇〇二年ボルネオ・サバ州平和の旅(末永浩)
教育と文化 核兵器のトリガー(引き金)を引く者たちへ
滅びざる熱き言葉・反原爆の詩人 山田かん氏を悼む
故・山田かん 詩抄
樹Ⅰ
白血の鴉
全滅
鉄道感覚
伝言
追悼文
戦士よ、いまは(今村冬三)
山田かんさん、いまは彼の地で(鎌田信子)
山田かんさんを悼む(中野章子)
反原爆の詩人・山田かんを悼む(浜崎均)
先生の伝言(柳生じゅん子)
基地のない佐世保の街を願って-紙芝居「百間鼻の願いごと」づくり(松山寿一)
原ばく(宗みさき)
短歌 時も過ぎにき(竹山広)
原爆・平和の歌 二十首(歌の実短歌会)
俳句 原爆忌俳句 六十句-第四十九回長崎原爆忌平和祈念俳句大会作品抄
二〇〇三年夏・新刊書紹介
『竹山広全歌集』
『十五歳のナガサキ原爆』
『有事法制批判』
『イラクからの報告-戦時下の生活と恐怖』
『戦争遺跡から学ぶ』
『原爆の絵・ヒロシマの記憶』
『知られざるヒバクシャ-劣化ウラン弾の実態』
『You Don’t Know War』
『長崎原爆絵巻・崎陽のあらし』
『戦争はなぜくり返される』
『心と戦争』
『ピーストーク・きみたちに伝えたいⅧ-くり返すまいナガサキの体験』
資料
全国被爆者健康手帳交付数等
長崎市被爆者法区分分別表
被爆五十七周年世界平和祈念標語優秀作品
『アメリカ・イギリスは直ちにイラク攻撃を中止せよ』
『アメリカ・イギリスのイラクへの武力行使に強く抗議する』
長崎の証言の会・案内
「証言」第十八集 原稿募集
編集後記(森口正彦)