図書ショクタク ノ ハクブツシ000045244

食卓の博物誌

サブタイトル1~10
食味ウンチク博士の味覚の旅
編著者名
福田 勝路 著者
出版者
広済堂出版
出版年月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
298p
ISBN
4331502015
NDC(分類)
383.8
請求記号
383.8/F74
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき

鯛-魚類では珍しい一夫一婦制
河豚-命を賭けても捨てがたい美味だった
鮭-カモメによれば、目玉、脳天、内蔵の順にウマイ
海老-長いヒゲと曲がった腰が長命のシンボル
蟹-イジメられたり、隠語になったり…
牡蛎-複雑怪奇な生物だけど、最高に美味!
蛸-女性のホメことばでもあるユーモラスな動物
鰻-土用丑の日に鰻を食べるのは素人?
牛肉-やっぱり精進料理よりもおいしかった!?
豚肉-トンカツは日本人が発明した大ヒット
鶏卵-古今東西、老若男女に愛された生命の源

緑茶-中国から薬用として伝わった嗜好飲料
珈琲-〝靴の皮の煎じ汁〟なんていわれた時代も…
砂糖-現代の〝ダイエットの敵〟も以前は〝不老長寿の妙薬〟
塩-サラリー(月給)の語源となった生活必需品
昆布-ミネラルとヨードがたっぷりの健康食品
海苔-生け簀の垣根から生まれた偶然の産物
味噌-もとは戦の兵食として使われたタンパク源
豆腐-良質の植物性タンパクたっぷりの超優良食品
チーズ-「食べる化粧品」と呼ばれた老化防止の食品
蒟蒻-栄養分はゼロでも、整腸効果バツグン

松茸-茸狩や見つけぬ先のおもしろさ
玉葱-薬効豊かな世界最古の野菜
トマト-野獣のような欲情をかきたてる、まっ赤な果実!?
大根-『養生訓』にも「野菜のエリート」のおスミ付き
南瓜-ビタミンAの豊富なゲテモノ野菜?
大蒜-紫式部の『源氏物語』にも解熱剤として登場
落花生-中国では〝長生豆〟とも呼ばれる栄養食
玉蜀黍-工業原料からバーボンまで、利用価値の高い穀物
ポテト-凶作時に人々を飢饉から救った〝お助けイモ〟
蕎麦-庶民の生活に忘れられない味
餅-神霊・魂が宿るといわれた縁起物
パン-鎖国令下でも〝餡なしまんじゅう〟として生きつづける
あとがき