図書ショウワ ノ オオズモウ000045239

昭和の大相撲

サブタイトル1~10
編著者名
「昭和の大相撲」刊行委員会 編者
出版者
TBSブリタニカ
出版年月
1989年(平成1年)9月
大きさ(縦×横)cm
31×
ページ
380p : 挿図
ISBN
NDC(分類)
788
請求記号
788/Sh97
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
[本篇]付録:昭和二年一月場所大相撲番付(1枚)
和書
目次

〔口絵〕
記録男-昭和を支えた四大横綱 双葉山,大鵬,北の湖,千代の富士
決定的瞬間!-連勝が止まった時 双葉山-安芸ノ海,大鵬-戸田,千代の富士-大乃国
相撲の殿堂-新旧国技館
相撲をこよなく愛された昭和天皇
裸の大使-海外公演
昭和の大相撲あの日、あのころ…
歴代理事長
序章 昭和以前の大相撲
第1章 昭和二年から昭和十年まで
昭和二年 協会の一本化成る 収入増加をねらってつくられたおかしな番付
昭和三年 ラジオの実況開始 不戦星ひとつでテンヤワンヤの〝三杉磯騒動〟
昭和四年 関脇玉錦が初優勝 力量のほか品行も審査対象になった大関候補
昭和五年 宮城内で天覧相撲 横綱常ノ花引退、土俵下へおりた勝負検査役
昭和六年 消えた天下の横綱 びっくり仰天!現役より強かった年寄春日野
昭和七年 〝春秋園事件〟勃発 双葉山繰りあげ入幕、玉錦七勝四敗で横綱に
昭和八年 年二場所制となる 帰参→別番付で出場の男女ノ川が優勝果たす
昭和九年 隆盛期へのきざし 関西協会の天竜から挑戦状…だが拒絶の回答
昭和十年 玉錦の二連覇成る 武蔵山が横綱昇進、庄之助には松翁の称号が
時代を彩った名力士
第2章 昭和十一年から昭和二十年八月十五日まで
昭和十一年 覇者交代の大一番 三連覇の玉錦を倒した双葉山が全勝で初優勝
昭和十二年 快進撃続く双葉山 結成以来満五年、ジリ貧の関西協会は解散…
昭和十三年 現役横綱玉錦急死 全勝で五連覇、六十六連勝を記録した双葉山
昭和十四年 七十連勝成らず! 新鋭安芸ノ海の外掛けに双葉山ついに敗れる
昭和十五年 〝信念の歯車〟狂う 双葉山の休場に「引退か?」のデマさえ流れる
昭和十六年 戦争一色の時代に 前田山の〝張り手〟をめぐる是非論争で大騒ぎ
昭和十七年 相撲人気は衰えず 三十八年ぶり、安芸ノ海と照国が同時横綱に
昭和十八年 双葉山十二回優勝 「敢闘精神欠如」で出場停止の竜王山と青葉山
昭和十九年 国技館接収される 風船爆弾工場に、仕方なく後楽園で晴天興行
昭和二十年 空襲の中の夏場所 「東京は健在なり」を知らしめるための本場所
時代を彩った名力士
第3章 昭和二十年八月十六日から昭和三十年まで
昭和二十年 双葉山土俵を去る 終戦三か月後、焼けただれた国技館で本場所
昭和二十一年 占領された国技館 優勝決定戦、三賞制度は報道関係者の提案で
昭和二十二年 羽黒山四連覇達成 「爾光尊事件」-大暴れの元双葉山留置される
昭和二十三年 ケガに泣く羽黒山 大阪の福島に仮設国技館を建て秋場所を開催
昭和二十四年 十五日間制が復活 前田山の「シールズ事件」-休場中に野球見物
昭和二十五年 照国悲願の初優勝 蔵前に仮設国技館、横綱不振で〝横審〟できる
昭和二十六年 死闘!勝負つかず 預かり東富士-吉葉山戦、新制度の横綱誕生
昭和二十七年 四本柱撤廃される 関脇栃錦が初優勝、九回目の技能賞にも輝く
昭和二十八年 テレビ中継の開始 千代ノ山「横綱返上」問題の原因は激しいヤジ
昭和二十九年 蔵前国技館の完成 まさに一幅の絵-吉葉山吹雪の中のパレード
昭和三十年 国技館で初の天覧 感動ドラマをみるような死闘・名勝負の数々
時代を彩った名力士
第4章 昭和三十一年から昭和三十九年まで
昭和三十一年 悲劇の大関若ノ花 愛児の死…数珠姿で登場したが高熱に倒れる
昭和三十二年 大改革実施される 出羽海理事長の自殺未遂で時津風内閣が誕生
昭和三十三年 年間六場所制開始 四時間に及ぶ激論の末に誕生した横綱若乃花
昭和三十四年 〝栃若〟黄金時代! 若乃花が劇的な逆転優勝、テレビ放送花盛り
昭和三十五年 柏鵬時代の夜明け 史上初!栃錦と若乃花が横綱同士で全勝対決
昭和三十六年 柏・鵬が同時横綱 取り直しや決定戦あり若き二人の対決に沸く
昭和三十七年 出羽海一門の逆襲 柏・鵬の間に割って入った佐田の山と栃ノ海
昭和三十八年 大鵬が六連覇達成 告訴問題になった流行作家の柏鵬八百長記事
昭和三十九年 柏鵬再び全勝対決 マゲつかみ事件で反則にならず検査長が謹慎
時代を彩った名力士
第5章 昭和四十年から昭和五十年まで
昭和四十年 兄弟弟子相対す! その初日に弟弟子玉乃島が兄弟子大鵬を破る
昭和四十一年 年五回優勝の大鵬 〝出てこい大関〟飛び出した北の富士と玉乃島
昭和四十二年 九重部屋の〝独立〟 大鵬二度目の六連覇成る、番付枚数の大削減
昭和四十三年 時津風理事長逝去 後任理事長に武蔵川、佐田の山が出羽海襲名
昭和四十四年 大鵬〝誤審〟に泣く 連勝は四十五でストップ!判定にビデオ採用
昭和四十五年 北・玉が同時横綱 〝北の富士、玉の海の時代か〟と思われたが…
昭和四十六年 大鵬ついに引退! 優勝は三十二回!秋には現役横綱玉の海急死
昭和四十七年 大混乱の優勝争い 優勝者六人…光る〝外人〟高見山と〝学士〟輪島
昭和四十八年 初の学士横綱誕生 輪島プロでも最高位、大受と大錦が〝三賞独占〟
昭和四十九年 新理事長に春日野 北の湖が二十一歳二か月の史上最年少横綱に
昭和五十年 貴ノ花が二回優勝 初の兄弟優勝成る…浪速の春は興奮のるつぼ
時代を彩った名力士
第6章 昭和五十一年から昭和五十九年まで
昭和五十一年 強し輪島、北の湖 朝日山騒動でトンガ王国の力士六人全員廃業
昭和五十二年 輪・湖譲らぬ対決 元北の富士が九重を、元鶴ヶ嶺が井筒を継承
昭和五十三年 北の湖が五連覇! 大幅延長でNHKを困らせた!?魁傑-旭国戦
昭和五十四年 横綱に勝る者なし 十六年、九十七場所で綱を射止めた三重ノ海
昭和五十五年 史上初の親子大関 増位山が悲願達成!賜杯は横綱陣が三年連続
昭和五十六年 千代の富士〝出現〟 関脇→大関→横綱〝三段跳び〟で大フィーバー
昭和五十七年 ウルフ四場所制覇 二子山からまた二人の〝大関〟隆の里と若島津
昭和五十八年 新横綱で全勝優勝 双葉山以来四十五年ぶり隆の里が成し遂げる
昭和五十九年 さらば蔵前国技館 平幕多賀竜が幕引き、北の湖は二十四回優勝
時代を彩った名力士
第7章 昭和六十年から昭和六十三年まで
昭和六十年 両国に国技館完成 北の湖引退で一代年寄に、輪島の花篭は廃業
昭和六十一年 優勝賞金五百万円 照国以来優勝なしの北尾が〝トコロテン横綱〟
昭和六十二年 九重部屋の十連覇 二横綱、二大関の誕生と横綱双羽黒の廃業…
昭和六十三年 ウルフ五十三連勝 七期十四年の春日野勇退、新理事長に二子山
時代を彩った名力士
あとがき