図書ショウワ エンゲイ ヒシ000045238

昭和演芸秘史

サブタイトル1~10
編著者名
小島 貞二 著者
出版者
講談社
出版年月
1981年(昭和56年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
274p : 挿図
ISBN
NDC(分類)
779
請求記号
779/Ko39
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

開口一番
第1章 座談会「昭和の笑芸の証人たち」
はじめに
活弁華やかなりしころ
漫談ことはじめは夢声と大辻
流行語を生んだ高勢実乗
従軍漫談の楽天、浪曲漫談の静波
池の端の師匠柳家三亀松
あきれたぼういず誕生のいきさつ
あきぼすに続け!
東京ではボーイズ、関西では漫才
江戸家猫八芸名のいわれ
擬声漫談アダチ竜光大活躍
両刀遣いの木下華声
漫談界のパイオニア
歌謡司会の名調子
漫談とは?洋服を着た話芸
川田晴久門下の三羽がらす
打倒あきぼす 三味線バロー誕生!
チームワークのむずかしさ
声帯模写の元祖は古川緑波
のどが大事、歯が大事、耳が大事
模写芸集団花ざかり
第2章 新作落語篇-明治産新作落語事情(シンサクノレキシハコテンヨリフルイ)
古典落語と新作落語
珍芸時代の主役たち
生みの苦しみ
台本を買った〝狸の円左〟
現代落語の芽生え-初代三語楼
明治の落語名題総覧
昭和の落語名題総覧
戦後の新版落語名題総覧
兵隊の金語楼か、金語楼の兵隊か
新作に賭けた群像
落語の災難
制限された戦時下の笑い
平和と〝爆笑王〟歌笑
戦後の大御所、今輔
作者たち
演芸作家全員集合
華やかな新作時代
ニュー落語のスターたち
笑いの原点を探る有遊会
第3章 漫才篇-万歳・万才・漫才・MANZAI
漫才のルーツは祝福芸
張り扇万歳のゆりかご時代
パイオニアの群像
砂川捨丸と第一次万才ブーム
お笑い、関西席捲
東京への橋頭堡
むかしの万歳ネタづくし
第二次漫才ブーム到来
しゃべくり漫才誕生
コンビは解消すべからず
空前の才女・ミスワカナ
戦前から戦後へ
甘粕大尉の死を見た漫才師
コンビは奇なもの
電波にのって第三次ブーム
第四次ブームの仕掛人たち
次には何を仕掛けるか
第4章 漫談篇-活動大写真から漫談への道
カツベンことはじめ
〝すこぶる非常博士〟の好洋
夢声の活弁時代
口で文学を綴る
「オワイ屋」にくさる大辻司郎
漫談、落語に学ぶ
元祖は夢声、大辻?
「ナヤマシ会」発足
〝喜劇〟の上を行く〝怒劇〟
〝漫〟の字、大いに流行る
広がる漫談の裾野
第5章 声帯模写篇-模写という名の瞬間湯わかし器芸
声色と物真似
一人で八人、十六人
蛙と鴬で猫八誕生
倅よ、コオロギを鳴いてみな
声帯模写という不思議な新造語
模写芸の広がり
夢声、実はロッパのラジオ放送
猫八二代目、三代目
若き日のアダチ竜光は口八丁
形態模写の草分け、三亀松
馬風、仲間を模写る
節真似ひとすじ勝之助
真似られる本人と対話
あとがき