図書ソウリョクセン ト ユソウ000045201

総力戦と輸送

サブタイトル1~10
編著者名
堀木 鎌三 著者
出版者
交通研究所
出版年月
1944年(昭和19年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
410p
ISBN
NDC(分類)
681
請求記号
681/H89
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

第1章 総論
総力戦と交通
戦争と交通との直接的関係
総力戦の一環としての輸送
海陸各運輸機関の総合総力発揮
戦争規模の拡大と運輸体制の転換
輸送分野観念の揚棄と総合的総力発揮
生産力の増強と輸送
国民生活の確保と輸送
第2章 戦時陸運非常体制の確立まで
国有鉄道に於ける輸送の推移
貨物輸送の推移
貨物輸送の量的変化
貨物輸送の質的変化
旅客輸送の推移
旅客輸送の量的変化
旅客輸送の質的変化
地方鉄道及軌道に於ける輸送の推移
地方鉄道及軌道の概観
運輸状況と営業成績
地方鉄道及軌道の機能
海運の情勢
海上輸送力の逼迫
徴用
外国船引揚
海難
稼行率の低下
海運物資の輸送統制と船舶の国家管理
輸送需要の増加と輸送統制
船舶国家管理
海上輸送力の増強
造船
定期船の整理と不定期船の定期化
船舶稼行率の昂上
運行距離の短縮
機帆船の活用
省営航路
省営航路の特質
輸送力の逼迫
省営航路の増強方策
海運と陸運
海運転移の意義
大東亜戦争前に於ける海運転移
大東亜戦争勃発後に於ける海運転移
戦時陸運非常体制の確立
その経緯
戦時陸運非常体制の決定
第3章 国有鉄道に於ける戦時陸運非常体制の実施
貨物輸送統制と鉄道輸送協議会
輸送統制の意義
輸送統制の発展
概説
第一期統制時代
第二期計画輸送時代
鉄道輸送協議会と計画輸送
海運より転移したる貨物の輸送計画
石炭
石炭以外の貨物
貨物輸送力増強方策
輸送施設の整備拡充
基本計画
車両
車両の戦時臨時規格の制定
車両修繕及給炭水設備
線路増設
停車場
荷役設備
施設の一元的管理と転用
現有施設の能率昂上と輸送上の措置
貨車積載効率の昂上
貨車運用効率の昂上
輸送計画の徹底化
輸送力増強と貨物運賃政策
出貨責任付運賃割戻制度の廃止
重量減瓲制度の廃止
貨車標記瓲数の単一化
増積制度と貨車標記の引上
大形貨車及特種車積貨物に対する割引
大形有蓋車積加へ制度の設定
小口貨物の一元化
高級物資及不要不急貨物の運賃調整
遠距離逓減率の是正
小口混載制度の確立
列車運行上の措置
列車運行ダイヤ編成方針の変更
機関車運用能率の昂上
貨物列車の状況
旅客輸送統制
旅客輸送統制の必要とその方向
重要旅客輸送の確保
日曜日の一斉休日制廃止
季節的休暇制度の調整
通勤通学時刻の調整
旅行許可制度
旅客の量的統制
旅客統制を目標とする運賃政策
季節割引の廃止
青年徒歩旅行割引制度
各種割引の制限及停止
団体割引
輸送技術上の旅客統制方策
下関釜山間航路旅客の船便指定輸送
青森函館間航路旅客の船便指定輸送
急行列車の近距離乗車制限
特別急行列車の座席指定停止
乗車列車指定
食堂車、二等寝台車の連結中止
三等寝台の廃止
一等車の連結中止
其の他
旅客列車の抑制
旅客輸送力増強方策
車輛増備
客車運用効率の昂上
客車の輸送力増加
第4章 地方鉄道及軌道に於ける戦時陸運非常体制の実施
地方鉄道及軌道統制の沿革
鉄道創設より鉄道敷設法実施まで
鉄道敷設法の実施より地方鉄道及軌道の最隆盛期まで
新興交通機関の発達より陸上交通事業調整法施行まで
戦時陸運非常体制と地方鉄道及軌道
総説
地方鉄道及軌道の戦時的運用
陸運決戦体制に即応する総合運営の諸方策
地方鉄道及軌道の買収方策
監理指導の強化方策
機能の上より見たる総合運営の方策
施設より見たる総合運営の方策
第5章 陸上小運送力の決戦体制
小運送
小運送業
小運送業の整備
小運送緊急対策
小運送作業緊急対策
大東亜戦争後の小運送対策
港湾地帯に於ける小運送対策
小運送要員
小運送要員の逼迫
小運送要員の確保
小運送施設
荷役機械
運搬具
自動車運輸
総説
旅客自動車に於ける対策
石油消費規正対策
戦時陸運統制の実施と事業の整備
貨物自動車に於ける対策
輸送統制
事業整備
自動車交通事業法改正
自動車行政機構の整備
省営自動車
省営自動車の創設
省営自動車の本格的経営
戦時下に於ける省営自動車
戦時陸運非常体制確立まで
戦時陸運非常体制確立後
倉庫
倉庫の情勢
省営倉庫の現状
一般営業倉庫並に小運送業者の倉庫の現状
倉庫と輸送
第6章 交通労務の決戦体制
序説
労務の決戦体制
労務能力の発揚
労務配置の適正
労務能力の強化
勤労精神の昂揚
鉄道要員の確保
鉄道労務の特質
鉄道労務問題の現状
戦時陸運非常体制と要員の確保
教養の強化
勤務の強化
要員養成施設の拡充
教習所養成
所外養成
今後の養成方策
女子従事員の振替計画
女子就労の条件
女子の適職及就業の付帯条件
国有鉄道に於ける女子の使用
勤労体制の確立
序説
奉公運動の展開
産業報国運動と陸運
国有鉄道奉公運動
錬成組織の確立
鉄道青年練成所
鉄道青年隊
鉄道職員の体力問題
国有鉄道の医療機関
定期健康診断
健康管理対策
積極的練成
身体虚弱者に対する健康向上指導
鉄道結核保養所
結核病床
技能的体力の昂揚及栄養確保
戦傷職員の復職指導
要員待遇の改善
給与制度の整備
物的給与制度の拡充
身分上の待遇改善
住宅の確保
現下の住宅問題
鉄道従事員の住宅問題
鉄道労務と住居
今後の住宅対策
第7章 戦時運輸機関の経営管理
国有鉄道
経営管理方策の転換
物価政策
運送原価に対する物価騰貴の影響
賃率水準の低下
経営管理の行詰りと方策の転換
経営経済的原則と国家経済的原則の調和
運賃政策
国家経済的運賃構成
国有鉄道に於ける運賃政策の推移
国家経済的原則の推進
運送原価
運送原価の特性
鉄道施設の利用度
操業度
鉄道特別会計の性格転換
鉄道特別会計の意義及存置理由
戦時鉄道財政負担の加重
営業係数の悪化と物価政策
経営の簡素化と経費節約
経営経済的原則
経営比較
作業方法並に制度の研究
地方鉄道軌道自動車及小運送の経営管理
地方鉄道軌道
自動車事業
陸上小運送業-付 港湾運送業
運輸機関の総合的経営管理
第8章 交戦各国の戦時陸運非常体制
独逸
鉄道
自動車
交通秩序
ソ連
平時の戦時体制
独ソ戦下の非常体制
戦時勤労
英国
鉄道国家管理
戦時鉄道運輸方策
地下鉄道
自動車
米国
鉄道
自動車
前大戦に於ける鉄道国家管理
第9章 戦時陸運非常体制と国民協力
国民協力の必要
国民協力の方向
重点輸送
交通訓練
国民協力の手段
財団法人東亜交通公社
財団法人陸運協力会
付録(其の一)
運輸通信省の創設
運輸通信省設置の目的
運輸通信省の機構
今後の問題
外国の交通行政機構
付録(其の二)
陸上小運送力の増強方策