豪傑磯畑伴蔵秀国
- サブタイトル
- 千代田文庫 46
- 編著者名
- 春江堂編輯部 著者
- 出版者
- 春江堂
- 出版年月
- 1925年(大正14年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 15×
- ページ
- 4,211p,図版1枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 913
- 請求記号
- 913/Sh99
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 背の書名:豪傑磯畑伴蔵 表紙の書名:長編講談豪傑磯畑伴蔵 目次の書名:磯畑伴蔵秀国
- 昭和館デジタルアーカイブ
大鷲退治
手に合わない悪戯者
一つ武士にしてやろう
滅相な事を仰有るな
坊ちやんは偉い力じや
一何所も御怪我はございませんでしたか
修行
乃公が手捕りにしてくれう
エライ事をなさいましたな
無茶をなすつちや困ります
一つ試してやろう
モッと修行いたせ
他流試合
頼もう頼もう
ヤイッ高阪団九郎待てッ
怪しからん事を吐す若造だ
サア組討来いッ
大層な力も有るものだ
武者修行
御手柔かに御教導のほどを
己れッたんだ一打だッ
心中甚だ面白くない
フム残念だッ
手負ひの大熊が掴みかゝつて
周章者
ヤイこの鉄棒が見へぬかッ
汝れッ其の高言は後から吐けッ
この棒喰らつて往生しろッ
電電鐘鬼斎と言ふ天狗で有るぞ
怪力
ハテ面白い事で有る哩
これぞ一生の晴れの場所
実に奇々妙々
汝は不屈千万な奴だ
お殿様が大変に御立腹で有る
力比べ
千変万化の早業
浪人偉いぞ偉いぞ
面目次第もございません
一寸お目にかゝりたい
とんだ気の早い男だ
怪しき寺
大きな物凄い池がございます
或る雨の降る夜の事
くどい事を申すな
ゴーンゴーンと鳴る鐘
さてこそ妖怪変化御参なれ
怪物
これは人間の骸骨だ
汝れ逃してなるものかッ
オィ起きろ起きろ
オッと占めたッ
其の洞穴へは人間が這入れるか
無頼漢
エイッ猪口才なりッ
貴方は幽霊でございませう
大きに世話になつた
雪見酒をやろう
金八は困つた
無礼者ッ
オヤッ美しい娘だ
御冗談なさいますな
それは誠に可哀想だ
先立つものは涙ばかり
生意気な野郎だッ
待伏せ
生命を貰ふから覚悟をしろッ
片ッ端より投げ殺してくれんッ
何を猪口才なッ
口程にない奴等だ
四辺キョロキョロ
渡船
亭主許せよ
面白い男じや
イヤどうも恐れ入りました
アヽ宣いとも宣いとも
それはまことにお気の毒な
お助け
馬鹿を言へ
乃公の睨んだ眼に違ひはない
面に似合はんズーズーしい奴だ
石川五右衛門とは乃公の事だ
生命ばかりはお助け
海賊
オヽお前は妹で有つたか
サアどうぞ此方へ
どうも近頃は物騒でございまして
さてこそ海賊ッ
久し振りで腕試しが出来る
モシ御武士様
細首打落してやる
天に代わつて誅伐してくれん
こりや叶はぬ逃げろ逃げろ
彼奴は大泥棒でございます
人は見かけによらぬもの
態を見ろ
ヤア西の海エライぞエライぞ
素破喧嘩じや
こりやこりや騒ぐな
何を猪口才なッ
後は拙者が引き受けてやる
辻斬り
コリヤ非人一寸此所へ出て来い
さては辻切りに出て来せたな
なかなか生意気な事を云ふ奴だ
逃げ様とて逃しはやらぬ
彼奴は気違ひだ
吊天井
オヽ八助さんや
オーイお武家様
してやつたりと心の中
吊天井の計略
これは少しも油断がならぬ
悪僧
それはお気の毒千万な
こりや坊主嘘を云ふな
白状いたしますいたします
斯うなれば破れかぶれ
父の怨み今ぞ思ひ知れッ
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