裸の大宅壮一
- サブタイトル
- マスコミ帝王
- 編著者名
- 大隈 秀夫 著者
- 出版者
- 三省堂
- 出版年月
- 1996年(平成8年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 605p : 挿図
- ISBN
- 4385357536
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/O94
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 大宅壮一年譜・参考文献一覧:p590-p605
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 生まれ育った環境
商人の家に生をうけて
富田尋常高等小学校
兄を迎えに朝鮮へ
大阪府立茨木中学校
賀川豊彦を知る
肉体労働に励む少年
政治と経済への芽生え
軍国主義に対する疑問
東洋のカーネギーを目指す
神経衰弱と教育勅語批判
*
第2章 レジスタンス派中学生
文学への道を志す
隔日登校論と排尿量
独・仏・ロシア語
人生への懐疑で煩もん
文士とはなんぞや?
文壇ギルドのまやかし
あだ名は赤い中学生
父の死去で家業を守る
自主退学で中学を去る
*
第3章 旧制三高時代と東大
百人中一人だけ専検合格
三高の校風ぴったりの生徒
初のクラス会での驚き
ばれなかった結核菌事件
弁論部の暁将といわれて
詩の会と劇研究会に参加
文学部社会学科に入る
東大新人会での活動
なんという度胸の強さか
好奇心の塊を担いで
*
第4章 ジャーナリズムの泥水
日本フェビアン協会主事
社会問題講座の企画
授業料未納で東大除籍
文学的戦術論を打ち出す
吉祥寺村の梁山泊
総合翻訳団組織の前後
釣り上げた魚へのえさ
脱文壇・文学を図る
*
第5章 ルポライターへの転進
長男の誕生と命名秘話
人物評論社を興す
人間観察のテストを行う
引っ越しはスポーツである
プロ・カメラマンを夢見て
『毎日新聞』の社友になる
悪文を指摘してたたく
大本教本部の探訪記
*
第6章 フィールド・ワーク
タクシーの助手志願
自称大陸無宿を始める
内蒙古横断走破記
抗日地帯へ潜入する
会えずじまいの郭沫若
マカオに足跡を印す
フランス船の四等客室
目の当たりにした南京陥落
戦争中毒症にかかった?
*
第7章 太平洋戦争を挟んで
大好きだった書館の話
スパイ合戦に巻き込まれる
詩人の誇張表現について
火野葦平との邂逅
後で知ったノモンハン事件
プロデューサーとして
ジャワ派遣の文化部長
*
第8章 本名での再出発
うじ虫・小宅粗一
日本拝見で飛び回る
代表作の昭和怪物伝
日本の人物鉱脈を掘る
表参道よりも裏街道を歩く
アラブ諸国の盟主を訪ねて
*
第9章 ノンフィクション・クラブ
一匹おおかみの集団?
返ってきた当意即妙の答え
追贈されたマージャン七段
向煙派と海師のネーミング
エロ達とデマ一の内ゲバ
外妊と自衛隊入れ歯論
鍛冶橋座へ行こうよ
*
第10章 延々と続く世界の裏街道
あこがれのブラジル行
うたかたのようなゴム景気
南米一の排日国ペルー
イタリアン・モードの国情
フルシチョフ・イブ命名記
この目で見てきたソ連
*
第11章 マスコミ的戦死を遂げる
東京マスコミ塾の発足
ついに炎は流れなかった
彫身鏤骨のサンデー時評
ノンフィクション賞の設定
勲一等辞退のエピソード
一般公開の大宅壮一文庫
男の顔は履歴書である
*
第12章 マスコミ大親分とわたし
特集・戦後責任を問う
新・トップ女性対抗マッチ
戦後日本の通信簿を編む
長靴を履いたインテリたち
にっぽん再発見に乗り出す
一筋の道を追いかける
*
第13章 エピソード一束
川端康成は堀端康成か?
宗教とはいったい何か?
池島信平検閲には参った
深い悲しみのなかの歩早逝
わたしは二度だけ涙を見た
隠し通した父性愛秘話
徹底していた与党嫌い
偽悪家ぶりも一つの長所
後書き
大宅壮一年譜
参考文献一覧
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