祖父東条英機「一切語るなかれ」
- サブタイトル
- 文春文庫
- 編著者名
- 岩浪 由布子 著者
- 出版者
- 文芸春秋
- 出版年月
- 1995年(平成7年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 16×
- ページ
- 270p : 挿図
- ISBN
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 289/To27
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 昭和十九年、疎開そして終戦
伊豆の春
昭和十九年七月、東条内閣総辞職
西浦へ疎開
八ケ月に四回の引っ越し
つかの間の平穏
父への召集令状
暗殺デマと中傷のなかで
三浦義一先生と東条英機
東条家の〝八月十五日〟
祖母の密使
伊東へ脱出
第2章 昭和二十年、伊東での暮らし
伊東の隠遁生活
交遊録を焼く
遺書
祖父がピストル自決をはかる
祖母の戒め
〝東条英〟の三文字の重み
担任を拒否された兄英勝
長男ゆえに日本窒素から辞職勧告書
メモ魔といわれていた祖父
「東条の家族に売るものなどない!」
東京裁判始まる
祖父の獄中での日記
尾崎士郎夫妻の心づかい
東条家の家訓
第3章 昭和二十一年、東京裁判そして祖父処刑
獄中の祖父との交流
母子草に託す思い
東京裁判判決の日
公的な遺書と私的な遺書
東条英機の公的な遺書全文
遺書を読んで
処刑の日、私は小学校三年生
仏壇の白い箱-遺品は語る
「沈黙、弁解せず」を解く
第4章 手紙、絵葉書、育児日記
祖父母の手紙
ドイツの祖父から父宛ての絵葉書
二人で書いた「育児日記」
第5章 二人の祖母のこと
二人の祖母
変化のある人生が好き
愛と奉仕
質素な生活に徹した祖母
百歳まで生きた田浦の祖母
曾祖父は蘭学医
後輩が捧げる惜別の辞
第6章 母のこと
東条の祖父母の養女になった母
初孫の誕生
『湖畔の宿』が好きだった祖父
第7章 私のこと
楽しかった丸の内のOL時代
大学進学にチャレツジ
ママは四十八歳の大学生
母の鏡台
〈付記〉忘れえぬ出会い
作曲家船村徹先生と兄と鎮魂歌
立正佼成会と一本の柿の枝
伊豆山興亜観音
中国の留学生、銭行君
殉国刑死者の観音像を造る加納さん
第一生命の山口隆さんと再会
長野の前島邸に祭られる「殉難諸烈士の碑」
「七士の慰霊碑」
文庫版のためのあとがき
解説(保阪正康)
東条家系図
東条英機とその時代
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