図書ダイトウア センソウ ト インドネシア000044729

大東亜戦争とインドネシア

サブタイトル1~10
日本の軍政
編著者名
加藤 裕 著者
出版者
朱鳥社
出版年月
2002年(平成14年)9月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
265p : 挿図
ISBN
4434023586
NDC(分類)
224
請求記号
224/Ka86
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:巻末
和書
目次

まえがき
第1章 カリマンタン二万人虐殺の謎
マンドールの慰霊塔
狂気の時代の悲劇
日本軍の進撃
死相ただようポンティアナ
「ボルネオ新聞」の陰謀発表
陰謀計画は本当にあったのか
ハガ事件
押収武器の写真はやらせ?
インドネシアの歴史記述
殺されたのは誰か
九つしかなかった墓
十番目の墓
一桁違う犠牲者数
二人の日本人の証言
証言のでっち上げ
オランダ側の資料
日本側の犠牲
史実に忠実な再調査を

第2章 スマトラの「日本の穴」
防空壕での労務者虐殺のでっち上げ
防空壕築造の由来
後藤乾一教授の北海道新聞原稿
本庄弘直氏の後藤原稿への反論
倉沢愛子教授への訂正依頼
倉沢教授のデタラメ原稿
一人歩きしていた虐殺のデマ
「産経抄」のキャンペーン
「インドネシア日本占領期史料フォーラム」の回答
防空壕内部図
倉沢教授への公開状(一)
倉沢教授への公開状(二)

第3章 東ティモール四万人虐殺の虚妄
四十八師団がティモールに駐留
虚妄の一人歩き
謝罪してきた投書者
またぞろ登場の虚妄
信じられない人口統計
濠蘭軍が先に占領
一千町歩の自活計画
強奪できる家財なし
生き証人の話を聞け
座談会を終えて

第4章 アチェの反日蜂起 モスク炎上
近衛歩兵第三連隊史
インドネシアの教科書記述
日本軍のイスラム理解

第5章 スマトラ横断鉄道の建設
第二の「泰緬鉄道」
全裸で働く労務者
第二十五軍司令官も処刑

第6章 スマトラ最大のスパイ事件
スマトラ工作(「ス工作」)
「赤いハンカチ」事件
サルタン関係者も逮捕
華僑「九・二〇」事件
日本側も最大の犠牲

第7章 インドネシアにおける日本の軍政
陸海軍で三分割統治
軍政の運営
住民の協力
住民が略奪
軟弱な軍政と批判
民族指導者の協力
戦局の推移と軍政
政治参与と「決戦軍政」
独立への道
2017/8/5
兵補と郷土防衛義勇軍
「補給基地」ジャワ
労務者
軍政の末端では
住民への医療奉仕
対日感情
反日暴動
軍政の評価
スカルノの揮毫碑
スパルジョ書簡

第8章 愛国の花
海を渡った大和撫子
スカルノ家のオサム君
ただ1人の残留女性
「死の街道」の天使たち
波間から九死に一生
おみならの歌

第9章 ブンガワン・ソロと八重汐の歌
ブンガワン・ソロ
八重汐の歌
「青年」の歌

第10章 バリ島で神になった日本兵
マルガラナ国立英雄墓地
「戦士の声」の中の日本兵
戦争直後のバリ
平良定三さん
堀内秀雄さん
ププタン広場

第11章 インドネシアに残った軍人・軍属
福祉友の会
さまざまな残留理由
大命に抗し正義に殉ず
戦犯を逃れて
プロフェソール・マキノ
インドネシア人ゲリラ

第12章 「従軍慰安婦」
「Jugun Ianfu」
二万二千人も登録!
ジョクジャカルタの場合
テレビで募集
「白馬事件」
「瞼の父を求めて」

第13章 戦争・慰霊・鎮魂
十万人も犠牲-西イリアンとカリマンタン
「死のサマリンダ街道」
壊された慰霊碑
広安部隊慰霊碑が歴史遺産
インドネシアにある旧日本軍慰霊碑

第14章 波乱の戦後処理
武器引き渡しをめぐる悲劇
「天に向かって撃て」
スマラン事件
連鎖反応
スマトラの場合
大事業だった復員計画
違法な残置使役

第15章 悲劇の島-レムパン、ガラン
半世紀を経た今は
レムパンは「恋飯」
藤山一郎もいたガラン島
「幽霊」でつぶれたレストラン
レムパン島再訪

第16章 BC級和蘭軍事法廷
一番多かった死刑
日本軍は残酷だったか(一)
日本軍は残酷だったか(二)
復讐裁判
あとがき
インドネシア全図
「ポンティアナ事件」の犠牲者数比較
日本軍人・軍属・民間人インドネシア残留者調査
インドネシア各地慰霊碑一覧
和蘭法廷裁判結果
参考文献