図書ショウワ テンノウ ト センソウ000044698

昭和天皇と戦争

サブタイトル1~10
皇室の伝統と戦時下の政治・軍事戦略
編著者名
ウエッツラー ピーター 著者
出版者
原書房
出版年月
2003年(平成15年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
19,407p
ISBN
4562035730
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/W91
保管場所
閉架一般
内容注記
Hirohito and war : imperial tradition and military decision making in prewar Japan 解説:保阪正康 参考文献:p318-333
和書
目次

日本語版のための序文
はじめに
第1章 天皇の行動を解く鍵
天皇と太平洋戦争
皇統、天皇の正統性、「大御心」
軍事作戦計画と意思決定
東条とヒロヒト
ヒロヒトが教えを受けた人びと
第2章 帝国海軍作戦計画と天皇
ヒロヒト本人の見解
天皇と帝国海軍作戦計画
「裁可」とは何を意味するのか
第3章 パールハーバーと意思決定
奇襲前の裁可
御前会議
一九四一年十月の政治危機
東条を任命して、戦争へ
国策再検討
結果
第4章 東条と天皇-相通ずる政治的信条
所産としての東条
闘士としての東条
犠牲者としての東条
東条の戦争責任
第5章 科学主義、歴史、儒教-天皇が受けた教育
皇太子のための学校
倫理の教師、杉浦重剛
帝王学-天皇の教育-
白鳥庫吉-歴史の教師
教育と影響力
第6章 古代の制度と外国文化-近代向けの新解釈
大化の改新-古代と近代の意味合い
ジョージ・ワシントン、大山巌、当時の倫理
ドイツ皇帝ヴェルヘイム二世-事実対虚構
五箇条の誓文-進歩的な宣言か?
ヒロヒトと君主制
ヒロヒトの教育についての所見
第7章 ヒロヒトの最初の助言者-牧野伸顕
牧野と日本のリベラリズム
政治と皇室
牧野による摂政の管理
満州事変-一九三一年
天皇の行動とその意義
牧野と西園寺-補完的役割
第8章 結論
親政と近代的君主制
戦前日本の意思決定-二・二六事件
開戦と終戦-パラレル
ヒロヒトと軍部
東条とヒロヒト
天皇と国体
国家の象徴としての戦後の天皇
パールハーバーと開戦決断
ヒロヒトは決断に拒否権を行使することはできたか?
付録資料あり
参考文献

解説(保坂正康)
訳者あとがき