襖
- サブタイトル
- ものと人間の文化史 108
- 編著者名
- むしゃこうじ みのる 著者
- 出版者
- 法政大学出版局
- 出版年月
- 2002年(平成14年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 7,258p,図版[2]p : 挿図
- ISBN
- 4588210815
- NDC(分類)
- 524
- 請求記号
- 524/Mu84
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
ふすまという建具
ふすまの作る空間
ふすまの外の空間
ふすまの成立と名称
空間装飾としてのふすま
第1章 開閉できる障子の出現
ふすま以前の間仕切り
平安時代の内裏の障子
賢聖障子の成立
賢聖障子の主題と構造
清涼殿内の障子
第2章 ふすま(襖)という言葉
貴族邸宅への障子の普及
かな文学に見える障子
明障子という建具の発明
障子という言葉の逆転
ふすまという言葉・襖という文字
第3章 寝殿造と障子
平安京の生活空間
唐から倭へ ①貴族の衣服
唐から倭へ ②寝殿造の邸宅
寝殿造と障子
後期の寝殿と障子の増加
第4章 絵巻に見る障子
眼に見える資料から
「源氏物語絵巻」に見える障子
「源氏物語絵巻」に続く絵巻の商事
十三世紀の絵巻から
十四世紀初めの長編絵巻
第5章 ふすま障子のしくみ
屏風から襖障子へ
開閉できるふすま障子
障子を作る材料と工人
唐紙大工・唐紙師
経師から経師屋へ
第6章 障子に描くということ
文献に見る障子の絵画
最勝四天王院の障子絵
絵巻のなかの障子絵①
絵巻のなかの障子絵②
絵巻のなかの障子絵③
唐戸絵と付書院
第7章 ふすま絵の発達
書院造という建築
東求堂仏間のふすま絵
記録にみる障子絵
真珠庵のふすま絵
聚光院のふすま絵
勧学院のふすま絵
第8章 大障壁画の全盛期
権力者の需要による障壁画
寺院の大障壁画
二条城の大障壁画
西本願寺書院の障壁画
天球院のふすま絵
町絵師のふすま絵
第9章 ふすま障子の普及と規格化
近世都市の形成
建築用材の規格化
襖障子の利用度
経師・表具師
建具師・唐紙絵
障子の製作について
おわりに
思いがけない難題
書けなかった第10章
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